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TANNOY Monitor Gold LSU HF 12/8 「Mallorcan model」(?) ¥206,000・ヤフオク人気・価格相場情報

TANNOY Monitor Gold LSU HF 12/8のYahooオークション落札価格情報。初期「3LZ」と同じぐらいに古い60年代のLSUであり「Mallorcan model」(マヨルカモデル)と言われるものの別バリエーションと思われます。コンディション判定『★★☆(Average)』、年代を考えるとかなり良好な状態です。ネットについてはオリジナルを活かすかたちでプロに修復を依頼するべきと思われます。難点はシリアルNoがわからないこと、スピーカーユニットとキャビネットの年代が合っていることが大前提です。 本件が良品ながら最良といえない理由のひとつが、シリアルNoについての情報皆無であること。奥行きが深いキャビネット、等の特徴からアメリカタンノイにあった「Mallorcan model」(「マローカン」マヨルカモデル)に近似のモデルではないかと推測しました。「Mallorcan model」(「マローカン」マヨルカモデル)については井上卓也(Takuya Inoue)氏が以下のような論評をしています。 いわゆる「東海岸サウンド(日本ではJBLやALTECの音をそう呼んだ時期がある)」に近い 英国タンノイに比べやや引き締まった質感 全体的に英国の音とは言い難いもの
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TANNOY CORNETTA Monitor Gold ¥137,999・ヤフオク人気・価格相場情報

Monitor Gold仕様TANNOY CORNETTAのYahooオークション落札価格情報。ビンテージタンノイでは少数派ながら安価でかつ大切にされた個体の多いスピーカー。 コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。 動作確認済みながら、傷ありかつオークションサイトでは一番大事なスピーカーユニットの状態が確認できません。 傷、汚れ、故障、破損は中古情報として大前提、買取や入札・落札の注意点ですが、これが不明のまま人気があるのがコーネッタの魅力。記事のとおりこのスピーカーはオーナーから大事オーディオの中古なのです。 TANNOY CORNETTAの注意点はもともとキット販売で始まったという点です。キャビネットの工作精度はチェックする必要があります。 それでもこの価格がつく人気、ともいえます。日本の愛好家はこのスピーカーをよく知っている。 もともとがキット販売のため、製造者の違う数種類の個体が存在します。できればプロの手による制作個体を選びたいもの。 理想はTEACによって作られたキャビネット。またスピーカーユニットはMonitor Gold LSU/HF/3LZG/8Uが望ましい。HPDとは明らかに違う音質です なおTEAC製のコーネッタがあれば、それは貴重です。 愛好家の声に応えてStereosound社が評論家井上卓也(Takuya Inoue)氏の監修・設計によりキット化したといういわくのある「日本製タンノイ」。本家に劣らぬ美音を奏でたことから、のちにTANNOY本社が正式承認するかたちでTEACが製造した逸話のあるスピーカー。 メリットは、本家タンノイが認めたその音質です。極めて異例のことであり、ティアックがキャビネットを制作する際は、オートグラフを製造した経験のある職人が特に指名されたそうです。 SNSのない時代に読者・メディア・メーカーが一体となった驚くべきもの。ある意味、真の国産スピーカーの名機といえる。
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TANNOY CORNETTAの特徴・人気と中古相場・過去の音質レビュー

TANNOY CORNETTA Monitor GoldのYahooオークション落札価格情報。『日本製タンノイ・コーネッタ』として有名です。 Autographを模したものですが、単なるフェイクでなく入念な設計・試作を繰り返して製品化(キット化)され本邦における上質なTANNOYサウンドとして認知されています。 コーネッタの音質は極めて上質なもので、極めて珍しいことですがのちにTEACはこの設計をTannoyの正式承認を得て量産化しました SNSのない時代に、読者、編集者、評論家、協力したDIATONE郡山製作所、かかわった誰もががこの企画に熱中し最大限の協力をしたことで「新しいTANNOY」が出来上がった。
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TANNOY Stirling HE ¥166,100・ヤフオク人気・価格相場情報

TANNOY Stirling HE、もっとも人気のあるスピーカーのひとつ。yahooオークションの落札情報です。高価取引されているオークション流通のほうがはるかに個体が多く、ショップのほうが安くなるほどです。コンディションごとの中古価格はかなり差があるためヤフオク落札履歴は状態ごとの価格をチェックしたいところ。 コンディションと価格については今後も事例を比較したいと考えています。 特にHEが人気の理由はタノプラスの加水分解から逃れたこと。DIATONEが典型例ですがスピーカーではマグネットの減磁よりエッジが問題です。 タンノイはハードエッジ化によって耐久性だけでなく音質面でのアップグレードに成功しており、それがオークションとショップの中古価格の逆転につながっています。古くからウエスギなどの真空管アンプとの組み合わせが推奨されてきましたが、「HE」の高能率はプリメインアンプでも豊かな表現をもたらしてくれます。
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TANNOY Westminster TW ¥1,147,800・ヤフオク人気・価格相場情報

英国限定仕様のTANNOY Westminster TWのオークション価格情報です。「ウェストミンスターロイヤル」のフェライトマグネット仕様であり本国では廉価バージョンの位置付けとして並行販売されていたモデル。 正規代理店のTEACは輸入しなかったのですが、並行輸入等であったと思われます。 Prestigeシリーズ、特にウェストミンスターはオートグラフ直系にして家具的なデザインと音質ともにハイエンドというオーディオ製品中特殊な位置付けであることから、中古はアルニコ/フェライトの別を問わず外観のコンディションにより中古価格は上下します。人気は高く、本件のようにウォッチリストも毎回100を軽く超えます。
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初代Tannoy Canterbury15 ¥686,715 ヤフオク人気・価格相場情報

Tannoy Canterbury15(初代)のYahooオークション落札情報です。ショップとオークションの値差が少ない、つまりスピーカーという以上にオーディオ製品中きわめて安定した人気を保っているモデルとなります。歴代タンノイ中でもバランスのとれた音質と使いやすさから中古人気も高い。中古のチェックポイントは大きく2点、スピーカーユニットのエッジ劣化と外観の傷です。なおプレステージシリーズ初期のタンノイとJBLのウレタンエッジは加水分解しやすいのですが、「リコーン済み」「メンテナンス済み」中古は要確認となります。コーン紙そのものを交換してしまうと音質劣化となるため。
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B&W 805D3の特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

注意深く確認が必要となる中古B&W 805D3の好例です。銘板が外れているためシリアルNoは確認不可能です。805D3はコピー品の流通が増えたといわれる時期にあたり、日本国内でも精巧な偽物が本物と気づかれないまま流通していると言われています。なお中古の人気は極めて高く、805D4との音質比較レビューは多いのですが、805D3はD4に買い換えるほどの差があると思えないといいわれるほどの高音質です。
パワーアンプ

Lo-D HMA-8300の評価とは・中古価格と日本製パワーアンプとしての音質レビュー

Lo-D HMA-8300はハイコストパフォーマンス、いわゆる「製造コスト度外視で作られた」オーディオの典型例です。日立製作所がオーディオ事業を成長分野であり重要な経営カテゴリーと位置付けていた時代です。 オーディオ専業メーカーにはできない、圧倒的なコスト競争力と研究開発費をかけて製品を送り出していました。しかしその中古を購入することはおすすめできません。素人修理が行われた個体が多すぎるためです。多くのオーナーは自力修理を選びました、設計を見れば素人が治せるものではありません。

『わんりす』は中古オーディオの人気・価格・音質レビューを網羅した総合情報データベースです

『Wan-lis(わんりす)』はオーディオの中古価格と音質レビューのデータベースです。最新の価格情報と人気を中心に情報をまとめています。加えて中古コンディションを見る方法、そして発売時にオーディオ評論家がレビューした音質評価や雑誌の評価記事をダイジェストしています。
プリメインアンプ

LUXMAN SQ-38D ¥75,000・ヤフオク人気・価格相場情報

かなりオリジナルの状態を保っているLUXMAN SQ-38Dのヤフオク落札価格情報。ラックスの修理履歴が見受けられないことが難点です。コンディション判定『★★☆(Average)』、難点はラックスマンのメンテナンス履歴を示す痕跡(背面のシール)がないこと。つまり、以下2例のいずれかとなります。①死蔵にちかい状態で保有されており内部を開けた機会がほとんどない②何度か修理されているが、メーカーではなく保有者自身によって行われた。 オーナー自身による修理は製品寿命を縮めるため避けるべき中古となります。復刻版がリリースされたのち、1964年製のオリジナル中古は価格が下落しました。真空管(NEC)の代替がないため、中古のショップ流通はほとんどなく、オークション中心となっております。その音質は名設計者 上原晋(Susumu Uehara)氏の代表作であり、特にタンノイとの組み合わせにおいて小編成のクラシック音楽は現在でも代わるものがないといわれている名作です。