"アキュフェーズ プリアンプ"

プリアンプ

Accuphase C-3850 ¥1,189,000・ヤフオク人気・価格相場情報

見事なほどジャンクなAccuphase C-3850のYahooオークション落札価格情報。¥1,000(JPY)からスタートの入札事例だけに価格と人気に説得力があります。そのC-3850のデメリットをあげれば影が薄いこと。アナログボリューム時代のC-280V・C-290VAAVAボリューム時代のC-3800そしてC-3900これら話題を集めたモデルの中にあって個性よりも価格の安さで選ばれている事例が多い前作C-3820がすでに相当の完成度であったため、評論家も良さを実感しつつ特徴を語ることに苦労したようです。メリットは完成度です。評論家諸氏がコメントに苦労したのは全方位で欠点がなかったからです。ある意味Accuphaseらしいプリアンプといえます。なお本件で特徴的なのは中古オーディオでは「天板の状態」は要注目と示していること。傷等がある場合、つまり重ねて使われていた状態は、内部の劣化が通常よりも早く進行するからです。今回のオークション事例のような個体はおすすめではありません。
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Accuphase C-290V ¥634,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase C-290VのYahooオークション落札価格情報。C-3900以前の名作といわれたプリアンプです。同社には珍しくボリュームが欠品したことでも有名となったモデル。コンディション判定は『★★★(Excellent)』。元箱がC-2900用であることから、同モデルの買い替えに伴う下取りとして大切に使われてきたものと思われ、おそらくはワンオーナー品です。問題はシリアルNoが隠されていることです、オークションに出品すべきではありません。ショップよりオークションのほうが割安の事例が多いのですが、シリアルNoが不明など中古のコンディションを推し量る上ではショップ扱いの個体が安心といえます。デメリットは20年を経てパーツ欠品が出始めていること。最も大切なボリューム(松下電器製)在庫が無いことでも知られるプリアンプ。ただ2000年代は電子部品業界が世界的に事業の統廃合を続けた時期にあたり、高級アナログボリュームの市場自体が消失したことによるもの。 C-290VそしてSCD-1の光ピックアップについて同社のメンテナンスの質が低下したとの意見がありますが、それは間違いです。むしろ20年以上前のプリアンプについてまだサポートが続いている同社の体制こそ驚異的です。その他アキュフェーズのプリアンプと比較する場合、C-290Vは一種孤高のポジションにあるため、その価格は常に確認することになります。
プリメインアンプ

Accuphase E-800 ¥913,000・ヤフオク人気・価格相場情報

異色のプリメインアンプAccuphase E-800のヤフオク落札価格情報。「スタート1円」で完璧なコンディションの人気モデルを競売した、完璧な指標となる相場情報。中古相場はショップ・オークション問わず¥1,000,000(JPY)前後。日本国内では発売早々に初回生産分が売り切れた人気機種。中古例は少なく、1円スタートで始まった今回のオークションはかなり正確な価格情報です。発売時、そのサイズとアキュフェーズらしからぬ音質に評論家が瞠目したモデル。ユーザーもとまどいを隠せない音質でした。評論家だけでなく長年のAccuphaseユーザーも違和感を覚える人が多かった。逆にLUXMANやDENONに慣れた聴き手からは得体のしれない馬力としなやかさに魅せられたリスナーが多い。それがメリット、一つの筐体にセパレートコンポーネント(プリアンプ・パワーアンプ)を詰め込んだだけでなく、独自の境地をもっています。初回生産分があっという間に売り切れた理由でもあります。
プリメインアンプ

ヤフオク相場情報 Accuphase E-405・人気と音質レビューのデータベース

Accuphase E-405のヤフオク落札価格情報です。状態が悪いのに落札は20万円を超えた。MOS-FETの音色を色濃く、しかもセパレートアンプレベルの高音質で鳴らすモデルだから。Accuphaseのメンテナンス体制もオークションサイトでの高額入札の理由です。評論家からは高品位のセパレートアンプと同等のプリメインアンプをはじめてアキュフェーズが作った、と評価されました。「力強く鮮やか」「色彩豊かでしかもしなやか、かつ繊細」「曲によっては明るすぎる音といっていいほどダイナミックで艶のある表現」当時オーディオ評論の重鎮であった、菅野沖彦氏(Okihiko Sugano)、岡俊雄(Toshio Oka)、氏山中敬三(Keizo Yamanaka)氏そして長岡鉄男(Tetsuo Nagaoka)氏からは特に高評価でした、今の人気に通じる音質です。yahooオークションの注目度No1になることもたびたびですが、1989年発売のモデルであるため、外観・動作のほか欠品しやすい部品が壊れていないかどうかが入札前のチェックポイントです。E-405はアキュフェーズ製品ですからパーツ在庫は他社とは比較にならない豊富さがありますが、それでもすべてを網羅している訳ではありません。現品をクリーニングするほかないものもあるため、可能な限り上記に注意して入札する必要があります。それでも人気は高く、他社ならジャンク扱いの本件も落札価格は20万円を超えました。落札相場は年々上昇し、人気は衰えません。おそらくMOS-FETの音を愛好するオーディオファイルが求めたと思われます、ウォッチリストの大半がその目的です。90年代前半には各社ともMOS-FETを使っても「それらしさ」を感じさせないようになっていきました。E-405はその個性を色濃くもち、しかもMOS-FETに必須とされる大容量電源を搭載した希少なアンプです。
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Accuphase C-280V ¥440,500・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase C-280VのYahooオークション落札価格情報。一部の部品はサポート対象外にもかかわらず大変な人気。コンディション判定『★★☆(Average)』、メーカーによるメンテナンスが行われていることを思えば美品(Excellent)といっていい個体です。その人気はプリアンプ品質を大幅に一新したといわれた音質。評論家からの評価は高く、雑誌メディアのリファレンスとして各社が採用しています。ことに評論家の重鎮で知られた長岡鉄男(Tetuo Nagaoka)氏は個人的に導入し、「超ハイファイ」(Ultra high fidellity)と表現しました。デメリットはすでにアキュフェーズでもパーツの欠品が目立つこと。特に音質のカギとなるボリューム部は分解清掃しかありません。つまりメンテナンス実施していない個体は当初より性能は低くなっているといえます。それでも恐ろしいばかりの努力で修理を続けるアキュフェーズのスタンスこそ、C-280Vに限らず同社製品全てに共通のメリットです。
プリメインアンプ

PIONEER A-09の評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

PIONEER A-09のヤフオク落札価格情報です。わずかに傷がありコンディションを普通と判断しましたが、状態はいい。販売数が少なく発熱の多い純A級アンプの中古オーディオとしては良個体が比較的多いモデルです。デメリットは背面端子が壊れやすいこと、そしてEXCLUSIVEアンプのパーツを転用しているため汎用部品で修理した場合音質が変わりやすいこと。この時期の高級プリメインアンプは同様のカスタムパーツを使用したものが多く、完成度の高い修理はサンスイ・ラックスマン・アキュフェーズに限られます。すでに部品取りの個体を確保しはじめているユーザーも多く長く安定していた中古価格相場も上昇し始めました。オークションは良個体を見つけやすいですが高値です。