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VICTOR LCB-1C(SB-2202-C)¥151,880・ヤフオク人気・価格相場情報

VICTOR LCB-1C(SB-2202-C)という珍しいスピーカーのYahooオークション落札価格情報。急激に中古価格が高騰したモデルでもあります。 アメリカ製ヴィンテージスピーカーの丁寧かつ正式なるレプリカだと知られるようになったためです。コンディション判定は『★☆☆(Poor)』。年代を考えると致し方ない。それでもある意味「コスパが良い」といえるだけの魅力があります。 これは米RCA社との正式ライセンス契約に基づき、日本ビクターが製造したLC-1A(コニカルドーム付き)+SC-15(バスレフ型キャビネット)のレプリカです。また当時多くいた家具作りの指物師(さしものし)が丁寧に作り上げたキャビネットです。本機が発売されるごく数年前まで占領軍であったアメリカ軍民は、来日の際、日本の大工(指物師)に家具を作らせて母国に持ち帰ったといいます。それは現物をみればわかる。「オーディオ技術」そして良質な工業材料が皆無だった日本において、日本人の実直な器用さと図面だけをたよりにあるかぎりの力を注いだ。 一点一点を大切に作ったのです、現在このようなオーディオはありません。
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Victor SX-L77 ¥10,000・ヤフオク人気・価格相場情報

1本のみという特殊なVictor SX-L77のヤフオク落札価格情報。SACDマルチチャンネルの夢のあとです。大々的にアピールされながらピュアオーディオでマルチが消えた今、オークションで出品が増えています。 国産スピーカーの1本売りは異常に安い、相場といわず数千円から1万円台が大半。 Victor SX-L77をふくめ2000年前半はスピーカーの1本売りが普通に行なわれました。SACDのマルチチャンネルに対応するためでスピーカー5本が定番でした。 現在センターチャンネルの1本は不要となり、ショップでもまともな下取りが出ないためオークションでの1本出品となります。 1本売りの場合は絶対欠かせないチェックポイントとしてユニットが正常かどうかが大前提です。 当時のマルチチャンネルスピーカーの出品によくある事例ですが、付属品の類が保管されていない。 スピーカー5本となるとアクセサリーが多すぎて保管しきれないのです。 考え方を変えればSX-L77 はDolby Atmosや360 Reality Audioにはオーバークオリティ、オーディオの中古としては完璧です。しかも2本集めてステレオもできるわけで、ピュアオーディオ向けに気長に集めることも充分に価値があります。 この落札価格をみれば待つ価値があるといえる。 もちろん「2本同じ条件で使われエージングされた」個体を望む場合は当てはまりません。 本ブログでは音質面で連番推奨であり、常にシリアルNoに注目する理由です。
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Victor SX-L77 ¥149,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報。音質について簡単にいえば、DIATONE等とは全く異なる、精緻ながら柔らかく控えめな鳴りです。 いわゆるジャンクレベルに近い、ユニットに傷がないのが救いですが、外観がこのスピーカーにとっていかに大切かの好例です。 オークションではこのような「音出しには問題がないが、外観にかなりの難がある」ものがときに大きく人気を集めます。 良いか悪いかとは異なり、単純な比較ができないため、落札相場がわからないからです。動作良好だがコンディションに難あり、これがYahooオークションではある意味狙い目ともいえます。 入札者も迷う、それがウォッチリストにみられる人気であり最終落札価格の高さです。 当方としては全くおすすめはしませんが、コスパのいいものを狙う場合以外な選択肢であることは確かです。
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Victor SX-L77 ¥166,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報、買うべきでない中古のコンディションといえます。個人的にウォッチリストの数を重視する理由です。 詳細をチェックするとユニットのへこみを筆頭にさまざまなネガティブポイントが確認できます。 美麗仕上げのスピーカーなど外観にこだわった、あるいはコスパが異常に高くランキング上位や国産の名機といわれるオーディオほどそうなりがちですが、少額入札が続くオークションでは感覚が麻痺しやすい。画像をみているうちに我慢できなくなってしまう。 本件は落札相場にたいして明らかに割高な落札です。 こういった悲劇を防ぐためにもYahooオークションの入札には「ウォッチリストの数」の確認をおすすめします。 人気の高低として入札件数の多さが理由に挙げられやすいのですが、根拠が薄い。少額の入札が多数の場合、ジャンク品でも大人気になってしまう。 新品と違い同じ条件で比較のできないオークションではそうなりやすい。 実際本件の入札履歴は少額の入札が相次ぎました、こうなると入札者は冷静さを失う。 特にVictor SX-L77のようにもともと念入りの仕上げが行われたモデルは、画像をみているうちに「あともう少し」となりやすい。 しかしウォッチ件数を確認してください、70人と全く人気がない。注目するべきポイントです。 人気モデルですが、ユニットのへこみというコンディションをチェックされた結果です。 同様の事例は、例えばSonusfberに多い。要注意です。
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Victor SX-L77 ¥101,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のヤフオク落札価格情報。現在オークションに出品される「普通の」コンディションと相場の好例です。このレベルからオーディオとして実用になる中古と考えて間違いない。 地味ながら人気はかなりあります。現在のハイエンドスピーカーと比較しても作りの良さは一部でよく知られているため。オークションサイトでの人気の高さに現れています。 メリット・デメリットと併せ、配送方法は注意したいスピーカーであります。 入札・落札でチェックしたいのは人気や落札相場だけでなく配送方法です。 念の入った塗装と壊れやすいユニットは一般の宅配業者や引越し業者ならばかならずトラブルを招く。 ピアノ配送の専門業者、あるいは落札者自身がクルマを手配して引き取るのが一番確実なスピーカーです。DIATONEが好例ですが同様の事例は増えています。 今後ペア60万円では絶対に作られないことを考えればその価値はあります。
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Victor SX-L77 ¥140,046・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-L77のYahooオークション落札価格情報。今のところ同社が発表した最後のハイエンドスピーカー。 状態の良いものが少ない、本件はかなりの良コンディションですがやはり難があります。オークションよりショップのほうが良品が多いスピーカー、それだけに今回のような良コンディションの中古はかなりの人気を集めます。 音質上のデメリットはありません、強いていうなら相場と呼べるものが形成されておらずその時の人気で入札されること。また過去のビクタースピーカーの高級オーディオと比較して金メッキの振動板はデザイン上あまりに馴染まないこと。 メリットは、現時点(2023年3月)で「最後のVictorハイエンドスピーカー」であること。SX-L9・SX-L7の正統はマグネシウムコーンではなくこちらです。 その後により高額なSX-M7もつくられたものの、キャビネットやマグネット仕様など、それまでのVictor流とは異なる、つまり「やや常識的な」ものとなりました。 2008年にKENWOODとの経営統合ですから、ハイエンドオーディオはSX-L77までであったと思われます。 そもそもアルニコマグネットに金メッキを施した振動板の専用設計ユニット、そして内部まで突板仕上げの贅をこらしたキャビネットでペア57万円が安すぎた。 現在のB&Wをみれば、本来いかほどの価格かと想像させるもので、そんな空想に遊ぶことのできるスピーカーです。
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Victor SX-V05 ¥17,050・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-V05のyahooオークション落札価格情報。銘木系スピーカー中最小であり、近年相場は上がりつつあります。ヤフオクの隠れた人気モデル。 なお本個体は画像では見えづらい傷が多いのですが、元箱・取り扱い説明書付きにより入札多数。 中古としてのデメリットはV1シリーズほど有名ではないこと。 同シリーズとは異なる幾分明るい音調も重厚さに欠けると言われました。 オークションの評価点ではアルミドームツィーター弱さも過去に指摘されています。検索すると多数情報がありますが、へこみのある出品が多い。ハイレゾなどでは決定的なデメリットであり入札・購入すべきではない。 メリットは、厳選された材料と入念なサウンドチューニングです。 ビクターは小型に作ることで価格を安くし広く音楽愛好家に訴求しました。「ピュアモルトスピーカー」PIONEER S-A4SPT-VPと比べてすら小さいことが評価されつつありオークションにおける価値となっています。 チェリーウッド無垢材のキャビネット アルミダイキャストのバッフル クルトミューラー製ウーファー振動板 過去はともかく現在これらで作ったブックシェルフスピーカーはエントリーモデルではなくオーディオのハイエンドです。気づいた人々がこの機種を求めはじめています。SX-V1・SX-F3の次にくる人気はこちらと思われます。
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Victor MONITOR S-3000 ¥52,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor MONITOR S-3000ヤフオク落札価格情報。ALTECやTANNOY全盛のころ追いつこうと高級部材を集めて作り上げたモデルです。Victorはこれ以降モニタースピーカー向けを作っていませんがオークションでは時々出品があり、つくりの良さをあってか良コンディションのものが多い。ベストバイランキングを飾ることもなく人気の点では無名ながらその設計をみるとかなりコスパに優れたスピーカーです。 JBLの名機で名を上げたホーレーの振動板やアルニコマグネットなど、海外スピーカーを超えたいという思いが随所にみられる設計であり、そのせいあってか雑誌メディアのレビューでは黒田恭一や岡俊雄などクラシック派から好評価でした。 個体が少なく落札相場は決まっています、チェックポイントは外観・動作と決まったところですが、価格と年式のわりに良品が多い。 近年ビクターのスピーカーは再評価の機運が高まり、思わぬ名機となる可能性がある設計です。
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VICTOR SX-10 SPIRIT ¥54,969・ヤフオク人気・価格相場情報

VICTOR SX-10 SPIRIT ブックシェフルスピーカーの良品のYahooオークション落札情報。DIATONE DS-10000、ヤマハのNS-1200・NS-1 Classics、くだってはPioneerピュアモルトシリーズに通じる銘木系スピーカーの嚆矢です。598スピーカー全盛のときの企画であり、ピアノに使われる材料や鏡面仕上げをオーディオに転用する発想の無かった時代のプロダクトで現在実現が難しい仕様となります。そのため外観のコンディションでヤフオクの落札価格が変動します。しかしながら現代オーディオでは実現できないメリットを存分に備えたスピーカーであり、その暖かいボーカルなどはハイレゾなど次世代デジタルオーディオで真価を発揮できます。なおデメリットと呼べるほどのものはありません、ウーファーエッジの硬化がいわれますが修理可能であるところも魅力のスピーカーとなります。
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Victor SX-F3 ¥45,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Victor SX-F3のヤフオク中古落札情報です。良コンディションとして近年にない高値をつけました。本来はハイコンポとして企画されたスピーカーですが、無垢のウォールナットキャビネットという仕様とSX-V1にない明るい音調が次第に評価され、価格は年々上げております。 それだけに外観のコンディションで価格差がつきやすく、今回のように相場を大きく外れるオークション落札も出てきております。 システムコンポではなく、現代のオーディオでは作れない良質の材料を使ったスピーカーとして価値ありです。