あでく

パワーアンプ

LUXMAN B-10Ⅱの評価とは・中古価格とモノラルパワーアンプとしての音質レビュー

LUXMAN B-10Ⅱは同社が久しぶりにラインナップした高級セパレートアンプのMk2です。M-07以来ともいえるハイエンドモノラルパワーアンプであり、C-10のアップグレードとともに注目されました。仕様としてはステレオアンプであるM-08のモノラル化が基本です、その上で更にローインピーダンスへの対応力を向上させたモデル。製品情報でハイイナーシャ電源とあるとおりAB級ですが純A級動作の領域が広いアンプ。発熱は多く中古で有名なパワーメーターの故障は半田不良によるもの。オーディオ評論家の長岡鉄男氏から「すごいアンプ」と言われたモデルです。
AVアンプ

三菱電機DA-P7000/DA-A7000の評価とは・中古価格とAVアンプとしての音質レビュー

ヤフオクより三菱DA-P7000/DA-A7000というAVアンプのオークション落札価格情報です。セパレートアンプでありながら三菱電機のオーディオ事業不振により販売台数が少なく、現在は割安のためかえってオークションでは人気がある機種です。AVアンプによくある事例としてマニュアルがないため動作確認ができず現状出品であることも安い理由ですが、本機の外観は比較的良いため中古の価格上限をチェックするうえで参考となります。yahoo オークションの入札・比較用として。なおオークション出品の状態情報と併せ、当時の雑誌レビューについて紹介しております。オーディオ他社と比較しても三菱電機は設計・製造ともに堅実であるため内容は濃いもの。この時代にPWM方式のデジタル電源を搭載しております。また高密度の表面実装を使わない時代のため修理が可能です。
プリアンプ

LINN KLIMAX KONTROLの評価とは・中古価格とプリアンプとしての音質レビュー

LINNのフラッグシップステレオプリアンプ、発売時期がマークレビンソンのNo32Lと重なり影が薄かったモデルですが、徐々にその音質を認められ中古相場は高値です。CD-12から始まるアルミ削り出しシャーシを初めてプリアンプ使いました。デジタル増幅であるDYNAMIK電源ですが極めてローノイズであり英国製オーディオ機器らしい暖かいサウンドを備えています。なお後継機種KLIMAX SEでLINNはプリアンプを生産終了し、KLIMAX System Hubに統合しました。そのため中古の価値も高まっています
プリメインアンプ

SANSUI AU-α907i MOS LIMITEDの評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

長期にわたり中古相場が上がっているSANSUI AU-α 907i MOS LIMITEDの中古価格とオーディオ雑誌による音質レビュー。特に長岡鉄男による評論でサンスイの名機となりました。MOS-FETアンプの傑作でありサンスイのバランスアンプ技術と大容量の電源が高音質の秘訣です。そのためジャンク・難あり品であっても高額の中古価格がつくほどの人気があります。現代の高級プリメインアンプにも匹敵する設計ですが、修理メンテナンスが前提です。日本国内には高水準のメンテナンスを行う業者がいます。
スピーカー・大型

DIATONE DS-900EXの評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

DS-900EXは300mmウーファーを搭載した大型ブックシェルフという以上に、ボロン割れを気にする必要がないダイヤトーンスピーカーとして重要です。手軽で扱いやすい中古として人気があります。DS-1000や2000との最大の違いはキャビネットの響きが積極的に活用されていること。三菱DIATONEは最後期にあってボロン振動板の採用を取りやめアラミドとペーパーコーンに一元化います。いわゆるダイヤトーンスピーカーの名機といった評価はありませんが、手堅く作られた高品質なスピーカーです
スピーカー・大型

DIATONE DS-5000の評価とは・中古価格と大型スピーカーとしての音質レビュー

ここ数年で最もコンディションの良い三菱DIATONE DS-5000の中古価格情報。ダイヤトーンの音響技術の集大成であり、後継のDS-V9000が発売された後も最高傑作と言われています。JBL4343・4344に対抗するワイドレンジ実現のために4ウェイ形式になり同じ方式ではDS-3000が成功作とされます。38cmウーファーによる低音再生は強力なパワーアンプが必要ですが、未だに挑戦する愛好家がいる大型スピーカーです。
プリメインアンプ

SANSUI AU-α707NRAの評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

ヤフオクよりサンスイAU-α707NRAのオークション落札価格情報です。サンスイのプリメインアンプ中古のうち707シリーズは907や607と比較して人気がなく、歴代生産台数が少ないため落札相場が分かりづらいモデルです。本機は比較的コンディションが良いため、中古の価格上限をチェックするうえで参考となります。yahoo オークションの入札・比較用として。なおオークション出品の状態情報と併せ、当時の雑誌レビューについて紹介しております。現代の高級プリメインアンプと比較した場合、間違いなく60万円台のつくりをされている名機とよんでいいもの。修理する業者もいるため狙い目です。
プリメインアンプ

SOULNOTE A-0の評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

SACDプレーヤー「S3」で注目されたSOULNOTEのプリメインアンプA-0。小音量再生に限定したパワーアンプ性能であり、低能率や4オームのような低インピーダンスのスピーカーを駆動したり大音量再生は不可能という仕様です。その代わり出力10Wまではハイエンドアンプなみの高音質を実現しています。バランス回路を備えたプリアンプやヘッドホンアンプとしても利用可能。なおスピーカーとの相性という点で大音量ならば上位機種のA-1、そして小音量限定ならばA-0を選ぶべきです。
スピーカー・小型

DIATONE DS-A7の評価とは・中古価格と小型スピーカーとしての音質レビュー

DIATONE DS-A7 スピーカー/DK-A7はスタンド込みと無しで人気が大きく変わる中古オーディオスピーカーとなります。ジャンク品のヤフオク落札価格情報をもとに中古の相場とコンディションの注目ポイントについて。基本の能力はかなり高く菅野沖彦氏が珍しく褒めるというAシリーズでも変わったスピーカー。スタンド付き完動品の場合コスパにすぐれたモデルです。ただ購入前のチェックポイントは厳しくみる必要があります、改造品が多く、またエッジ軟化はウーファーだけでなくツィーターも必要という手間のかかる仕様のためむしろハイファイ堂のようなメンテナンスに長けたショップ購入のほうがお得の場合もあります。ダイヤトーンの歴代モデル中でも人気がなくベストバイランキング等でも低位でありましたが、軽量アラミド振動板など基本性能が高く、中古になって再評価されたスピーカーです。
スピーカー・小型

HARBETH HL5の評価とは・中古価格とコンパクトスピーカーとしての音質レビュー

初期HARBETHの代表機種であるHL5はダドリーハーウッドからアランショーに変わったHL Compactに続く二代目です。初期ハーベスの注意点はあまりに中古相場が高いこと、いわゆるコスパの悪いオーディオ。現在ハイエンドスピーカーの認知を受け、かつての1.7倍ほどしています。登場時点ではオーディオ評論や音質レビューがほとんどなかったことを考えると様変わりです。クラシック向きといわれ真空管やラックスマンのアンプと合うといわれましたが、実際にはロックもこなしアンプも選びません