
ヤフオク相場情報 Accuphase E-405・人気と音質レビューのデータベース
Accuphase E-405のヤフオク落札価格情報です。状態が悪いのに落札は20万円を超えた。MOS-FETの音色を色濃く、しかもセパレートアンプレベルの高音質で鳴らすモデルだから。Accuphaseのメンテナンス体制もオークションサイトでの高額入札の理由です。評論家からは高品位のセパレートアンプと同等のプリメインアンプをはじめてアキュフェーズが作った、と評価されました。「力強く鮮やか」「色彩豊かでしかもしなやか、かつ繊細」「曲によっては明るすぎる音といっていいほどダイナミックで艶のある表現」当時オーディオ評論の重鎮であった、菅野沖彦氏(Okihiko Sugano)、岡俊雄(Toshio Oka)、氏山中敬三(Keizo Yamanaka)氏そして長岡鉄男(Tetsuo Nagaoka)氏からは特に高評価でした、今の人気に通じる音質です。yahooオークションの注目度No1になることもたびたびですが、1989年発売のモデルであるため、外観・動作のほか欠品しやすい部品が壊れていないかどうかが入札前のチェックポイントです。E-405はアキュフェーズ製品ですからパーツ在庫は他社とは比較にならない豊富さがありますが、それでもすべてを網羅している訳ではありません。現品をクリーニングするほかないものもあるため、可能な限り上記に注意して入札する必要があります。それでも人気は高く、他社ならジャンク扱いの本件も落札価格は20万円を超えました。落札相場は年々上昇し、人気は衰えません。おそらくMOS-FETの音を愛好するオーディオファイルが求めたと思われます、ウォッチリストの大半がその目的です。90年代前半には各社ともMOS-FETを使っても「それらしさ」を感じさせないようになっていきました。E-405はその個性を色濃くもち、しかもMOS-FETに必須とされる大容量電源を搭載した希少なアンプです。