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DIATONE DS-1000ZX ¥47,550・ヤフオク人気・価格相場情報

ほとんど美品だが、1箇所傷ありのDIATONE DS-1000ZXのヤフオク落札価格情報。「配送可能」条件が落札価格に大きく影響する好例でもあります。コンディション判定『★★☆(Average)』、天板の傷以外はデメリットのない個体。ただし落札価格に対して専用スタンドが付属しません、高値落札は「配送可能」の要因が大きい。今回の事例で垣間見えるように、美品の前提で配送可能な個体のオークション価格は上昇の兆しがあります。期せずしてDIATONEの1000番シリーズ最終作となった本機は、前作から大きく変わったその音質を高く評価されています。雑誌メディアでも上位にランキングされ、評論家のレビューも高評価でしたが「大型ブックシェルフ3ウェイ」という方式はすでに流行から外れており、後継機種が発売されることはありませんでした。
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DIATONE DS-1000ZX ¥34,000・ヤフオク人気・価格相場情報

引き取り限定のため安価落札のDIATONE DS-1000ZXのYahooオークション落札価格情報。 ただしダイヤトーンは「引き取り限定」の落札が安全です。状態が良くとも輸送で壊れるものが多発しています。コンディション判定『★★☆(Average)』、スピーカーユニットに傷はなく保護メッシュに打痕もない、これがDIATONEでは重要となります。一番重要な部分は「振動板の状態」です。有名なボロン割れを回避するためにもこの点を入念に確認したい。なお中古の狙い目は「引き取りのみ」です。宅急便による配送は、高確率でボロン振動板を破損します。現在DIATONEを運ぶ運送会社は佐川急便ですが、本来宅急便の荷物取扱では運べない製品です。 これは佐川急便が悪いのではなく、ボロン振動板にはわずかな衝撃も命取りという意味です。その音質は1983年から続くDIATONEの代表的なシリーズにして最終型となった本モデルは、音質が大きく変わったことで評論家諸氏から注目されていました。
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Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,413,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。ホーンフィンの状態を公開した「わかっている」出品者。しかし画像情報が少ない、もうModel 2402のような個体は別格の説明があって然るべきです。コンディション判定『★★☆(Average)』、この出品者は画像情報が少なすぎる。EXCLUSIVE Model 2402のように「新品価格を超える中古相場」のモデルでは、画像情報や念入りな動作確認が不可欠ですがオークションでは限界があります。 一言でいえばModel 2402はショップで購入したい。 音質確認のための試聴は不要で、その分状態の確認をするべきです。見極めるべきは3点 1.ネットワークの改造(Pioneerのオリジナルが最上だが、素子を「高音質パーツ」に変えられている事例がある。ショップによる改造もある) 2.ホーンフィンの浮き(温度変化や多湿環境にあることで、ホーンフィンの接着がはがれる) 3.コンプレッションドライバーの振動板違い(ラディアン社などの社外品に交換されている場合がある) コンプレッションドライバーの振動板を交換されてしまっているものはウーファーもTL-1601「C」に変えられている場合が多い。 なおキャビネットを再塗装したものは論外です。多くは程度の低い個体を高値で販売するために行われるもので音質はマイナスです。
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Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,502,000・ヤフオク人気・価格相場情報

外装がかなり傷んでいるPioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。キャビネットの色あせが目立つことは、ホーンのフィン不具合が懸念されます。状態に対して少々高めの落札価格です。コンディション判定『★★☆(Average)』ですが、これでホーン部に異常があればジャンク確定。見極めたいのは「改造」「ホーンフィンの浮き」「コンプレッションドライバーの振動板違い」そのため色あせ・日焼けによる変色とキャビネットの傷。ホーンフィンの浮きにつながる危険な兆候です。その音質は発表当時、評論家から「史上最強のコンプレッションドライバー(TD4001)」という、大げさすぎるほどの評価を得ています。しかし4インチ口径のコンプレッションドライバーは市販スピーカーでは現在皆無。 深く切り込む浸透力のある音はこれしかないのです。
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Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,404,999・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。平均的な傷あり品が幾らになるかという相場例。1円スタートという豪気な出品ですから価格例としては申し分ありません。コンディション判定『★★☆(Average)』、「平均的な」傷あり個体です。なおEXCLUSIVE Model 2402には再塗装されたレストア品なるものが存在します。結論をいえば選ぶべきでない、音質が変わってしまう。売却時に下取りも出ません。知られたものでは2402のほか、DIATONEやYAMAHA NS-1000 Monitorがあります。ピアノフィニッシュなど鏡面仕上げでピカピカさせるのが共通した特徴。 ある程度傷のある個体でも販売価格を上げることができる。これは下取り業者やオークションの転売を生計としている人々が、中古を高く売るために絞り出した知恵ですが、オリジナルの価値を下げるものです。本当の2402は実力充分なのです、評論家、そして雑誌レビューは激賞でした、実際それに見合う性能を引き出した。ウェスタンエレクトリックの直系といえる構成、そして完成度の高いユニット群スーパーツィーターの必要を感じない広帯域のコンプレッションドライバー。オリジナルは至高なのです。
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Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,469,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。やや傷ありの落札例です。改造はされていないものと思われます。コンディション判定『★★☆(Average)』、なおチェックポイントは3点 動作(音出し確認) 外観(傷、特にホーン部の傷に注意) 改造の痕跡 改造とは具体的にいえば、①ホーン部・ユニットの防振 ②ネットワーク部の改造、です。 まだスピーカーユニットを単体で購入してシステムを組み上げる文化が濃厚に残っていた頃の発売です。その後に登場した「REY AUDIO」「GT SOUND(千葉県のショップオリジナルブランド・SONYのユニットを使ったホーンシステム)」が類似構成で高音質であったため、触発された愛好家による改造が「横行した」という背景もあります。その魅力の一つがベリリウム振動板、Pioneer/TAD・EXCLUSIVEのコンプレッションドライバーと他社(JBL・GAUSS・SONY)の決定的な違いであり2401・2402の中古が異常な価格となる理由でもあります。
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Pioneer EXCLUSIVE Model 2402 ¥1,559,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Pioneer EXCLUSIVE Model 2402のヤフオク落札価格情報。一見したところ相当の美品ですが、側面の画像情報が皆無です。もし情報があればかなりの高値となった可能性がある。中古のチェックポイントは外観、その1点につきます。EXCLUSIVEは改造された個体もあり、いずれも外観の傷や取り扱いの状態から推測することになります。ここはショップのメリットでもあり、「内部を見せてほしい」といえる。それができないことがオークションの弱点です。その音質は小型のコントロールルーム向けに開発されたPioneer渾身の一作。ベリリウム振動板の4インチコンプレッションドライバーは他に類がありません。Model 2401のシングルウーファー版としてバランスの良さと鳴らしやすさから高い評価を得ました。なお日本では「Rey Audio」の高音質をみて同じ構成の2401・2402を改造しようというオーナーが出現しました。 それほどの可能性をもっていると認識されていたスピーカーです。
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JBL Century Gold ¥330,000・ヤフオク人気・価格相場情報

未使用デッドストックJBL Century GoldのYahooオークション落札価格情報。オークションにおける同モデル最高値の事例。コンディション判定『★★★(Excellent)』、Century Goldは後述のとおり外装が弱いため未使用新品は貴重です。相場は少しづつ上がっており、新品の実売価格に到達しています。発売時、JBLの50周年記念モデルとして期待されましたが、出てきたものが古色蒼然たる中型ブックシェルフであったため評論家の失望を招いたモデル。セールスも芳しくなく最終的には半値で投げ売りがされましたが、所有してみてわかる奥の深さがあり中古が新品の実売価格に近づいてしまったモデル。なお商業的失敗に気づいたJBLは、60周年記念モデルで心機一転「DD66000 ‘Project EVEREST’」をリリースします。S3100(1996年)S2600(1994年)、そしてCentury Goldに共通する難点は突板の仕上げがよろしくないこと。耐久性に欠け、仕上げの品位そのものも高級とは言い難いもの。 1990年代、特に後半はJBLのキャビネット品質は褒められたものではない。慎重に扱わないとすぐ痛みます。中古のチェックポイントたるゆえんです。またCentury Goldのウーファーは相も変わらぬウレタンエッジのため数年で加水分解して崩壊します。 この点は長く同社が改めなかった点であり、特に80年代以降少しづつシェアを落とした理由と思われます
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SONY SS-1ED(SS-M9ED) ¥679,000・ヤフオク人気・価格相場情報

SONY SS-1ED(SS-M9ED)のヤフオク落札価格情報。SACDフォーマットを確定するために作られた「モニタースピーカー」。現在では考えられないほど贅沢な製品です。コンディション判定『★★★(Excellent)』、SONY SS-1ED(SS-M9ED)は外観が最も重要なチェックポイントですから、今回の落札価格はかなり割安。本件はほとんど傷がない、極めて稀な個体です。世界で数十セット程度の生産数しかないとも言われるだけに(日本国内は15セットとの説あり)と言われるモデル。同時期に開発・販売されたTA-E1(プリアンプ)・TA-N1(パワーアンプ)とは異なり、ほとんどレビューされることのなかったモデル。ベストバイランキングもごく低いものでした。「SACDらしさをPRするもの」ではなかった。SACD検聴用のワイドレンジ(Wide frequency)スピーカーでした。純然たる「SACDモニター」が必要な施設や好事家に販売された模様です。 実際の開発費や製造コストは著しく高かったであろうことが推測されます。
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Pioneer Exclusive S5 ¥387,000・ヤフオク人気・価格相場情報

とても状態の悪いPioneer Exclusive S5のヤフオク落札価格例です。このモデルはコンディションによる価格差が大きい。これでも鳴るのが始末に悪いところ、素性の良さともいえます。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、S5によらず、EXCLUSIVEのスピーカーは「スピーカーユニットの状態」が再注目のコンディションチェックポイントとなります。なお背面パネルに注目するのは、改造の有無をチェックするため。ネジを隠すフェルトがよじれたり無くなっている場合、高確率で背面パネルを開けているため避けたほうが無難です。既にご紹介のとおり、Pioneer Exclusive S5はコンディションによる価格差が大きい。人気モデルではあるため、入札時は 出品物の状態 人気(ウォッチリスト数) スタート価格の設定(低価格かそれとも高額な即決価格か) この3点に留意してください。入札数はあくまで結果でしかありません。 上記と過去の落札履歴を比較すれば、最適な価格がみえてまいります。 なお本件の価格はやや高め。TAD/EXCLUSIVEはスピーカーユニットが命のシステムですが、そのユニットに傷があることが致命的です。