LUXMAN SQ-38FD ¥54,900・ヤフオク人気・価格相場情報

ヤフオク落札価格情報・LUXMAN SQ-38FD・中古オーディオの価格当時の仕様音質レビュー・アイコン プリメインアンプ

ジャンクながら修理可能性を感じさせるLUXMAN SQ-38FDのYahooオークション落札価格情報。落札価格は部品取りの値段としても申し分ありません。

LUXMAN SQ-38FDのオークション落札結果・人気・商品の状態

人気      :★★

コンディション :★☆☆

落札価格(JPY):54,900

Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)

LUXMAN SQ38FD 真空管 プリメインアンプ SQ-38F... - ヤフオク!
■□LUXMAN SQ38FD 真空管 プリメインアンプ SQ-38FD ラックスマン□■017746008J□■商品説明■メーカー : LUXMAN■型番 : SQ38FD■外径寸法 : W476×H190×D335mm■重量 : 18k...
『Yahooオークションの掲載期限は2年間』への対応

Yahooオークション履歴の掲載期限は落札から2年間
システム障害により価格履歴が抹消される案件もあります。

Yahoo auctionが掲載するURLの閲覧終了にそなえ、以下を実施しております。

  • 案件詳細は本記事内に記録(コンディション・人気・価格・落札履歴・レビュー)
  • その他の落札事例を日々追加・更新(左記リンクより落札事例を検索可)

LUXMAN SQ-38FD・中古人気と、入札・落札履歴

出品URL(Yahoo オークション)LUXMAN SQ38FD 真空管 プリメインアンプ SQ-38FD ラックスマン017746008

落札価格:¥54,900(JPY)

  • 開始価格: 1,000円(税込 – 円)

人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。

ウォッチ件数:110人

  • 入札件数:42件
  • オークションID:n1110234006
  • 出品地域:福岡県 福岡市早良区
  • 入札履歴(以下リンク参照・ダウンロード可能)

落札日時:2023.10.23(月)22:03

  • 出品日時:2023.10.16(月)23:20

出品者情報(ID・名前・評価)

  • 出品者
    1. 出品者ID:tunagu5555
    2. 出品社名:ウエスト(Tunagu株式会社)
    3. URL:http://tunagu-inc.co.jp/
    4. 評価(良い):99.3 %(取引19,103件中・ 2023年 10月時点)

出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)

以下よりコンディション判定『★☆☆(Poor)』、しかし外観は綺麗であり修理可能の予感がある個体です。

「電源ONしたところ真空管が赤熱したため動作確認を中止」とあるのは、このモデルに多いバイアス電流調整用のボリュームまたはオイルコンデンサーが故障している可能性大です(部品が粗悪)。

最悪でも真空管と主だったパーツを確保できる個体。

オークションでSQ-38FDを入手しようという愛好家は、真空管アンプを熟知した方々が多く、ウォッチ数の多さ(110人)につながったと思われます。

画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点

※画像クリックで拡大表示可能

LUXMAN SQ-38FD・おすすめ中古オーディオの情報・商品の状態ランク・傷汚れ・コンディションランク・買取・落札時の確認・注意点
  • シリアルNo:10117842

Good(オーディオ中古としてのメリット)

  • ウッドケースを除く外観に大きな傷なし
    • スイッチ等の曲がりなし
    • 背面端子(特にスピーカー)はオリジナル
    • シャーシ内部・トランスのサビ浮きが少ない

Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)

  • 電源コンデンサーは交換されている
  • ウッドケースを固定するネジが一部欠品
  • 動作不具合(電源ONしたところ出力管が赤熱)

出品者に追加質問したい確認ポイント

真空管の状態を確認してください(ラックスマンの刻印があるかどうか)、ジャンク品を購入する場合でも前提条件です。その上で以下の項目がわかればなお良い。

  • タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
  • スピーカーターミナルは純正かどうか
  • 背面入力端子のグラつき

LUXMAN SQ-38FD・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)・中古のラックスマンSQ38/LX38シリーズは「真空管の状態」をかならず確認する

SQ-38FDに限らず、中古のラックスマンSQ38/LX38シリーズは「真空管の状態」を確認してください。

出力管は無論のこと、そのたの真空管についてもラックスマン純正であること。真空管に刻印があります。たとえジャンク品を購入する場合でも最低条件です。

  • 真空管がオリジナルかどうか(NECの記載があるかどうか)
  • 電源スイッチ・トグルスイッチ・ボリューム類が曲がったりして壊れていないこと(代替がない・単なる接触不良は修理可能)

上記に加え、「最低一回はラックスマンによるメンテナンスを経ていること(背面にサービス日時を記載したシールがある)」と大変よろしい。
50年近く前に製造された「電機製品」ですから、途中適切なメンテナンスがなされた個体は真空管のコンディションが比較的良好であることが多い。

LUXMAN SQ-38FD・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)

SQ38Fと同じく、「メンテナンス済み品は中古オーディオショップ扱い」「オークションはほとんどがジャンク品」という棲み分けがはっきりしたモデル。

  • 外観傷あり・メンテナンス済み:¥250,000(JPY)前後 ※ショップでの流通
  • 外観傷あり・ジャンク品:¥60,000(JPY)前後 ※オークションでの流通

例外は未開封のデッドストック品で、高値がつくことからこれのみオークションで流通します。以下はLX38 ULTIMATEの事例ですが、SQ38FDも大差ありません。

オーディオ修理は3種類ある・「自分でやる」「修理専門業者」「メーカー修理」:修理明細の確認が必須

なお現時点では「メンテナンス済み品」について、ラックスマンによるものと修理専門業者のもので中古価格に差はついていません。
そもそも修理といっても3種類あるためですが、区別されていないため。

  1. メーカーメンテナンス
  2. 修理専門業者(ショップによる作業を含む)
  3. オーナーが自分でやる

中古として最も価値があるものは無論「項目1」です。「項目3」はほぼ無価値。
問題は「項目2」が多いことでまさに玉石混交です。これがひとくくりにメンテナンス・修理済みとうたわれ大量に流通しているため程度の判断ができず価格差もない状況です。

いまのところ対策は「修理明細」を確認すること。
明細がないものは修理とはいえませんし、あった場合は修理の内容を確認できる。

過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)

LUXMAN SQ-38FDの定価と仕様・スペック(新品時カタログ資料)

「SQ-38F」で終了となるはずだったが、あまりの人気に継続販売されることになったラックスマンの真空管アンプ。「FD」の意味は”Final Deluxe”とちょっと意味がわからない命名です。

「出力に三極管をつかったプリメインアンプ(Integrated amp)」は珍しくLX38ULTIMATE(1983年)まで定番シリーズとして続くことになります。

  • メーカー:LUXMAN(ラックスマン)
  • モデル名・型番:SQ-38FD
  • 発売年次:1970年
  • 定価:¥98,000(/台・JPY)
    • 1974年に¥138,000(JPY)に改定
  • 主要スペック
    1. 大きさ:幅476x高さ190x奥行335mm
    2. 重さ:18Kg(/本)
    3. 出力:30W+30W(4Ω、8Ω、16Ω)
    4. 消費電力:250W

「SQ-38F」の音質向上モデル・オイルコンデンサーとバイアス調整機構に問題があり「MkⅡ」にモデルチェンジ

大好評だった「SQ-38F」の改良版です。出力管は50CA10そのままにドライバー段の真空管を変更し、ムラード型回路をさらに洗練させました。

ただカップリング用オイルコンデンサー(ニチコン製オイルペーパーコンデンサ)は容量抜けが発生しやすく、かつバイアス調整用の可変抵抗も耐久性が低く、比較的故障の多いアンプといわれています。
後継モデルの「SQ-38F Mk2」ではオイルコンデンサーはフィルムコンデンサーに交換されています。

  • スペック上の注目ポイント
    1. 使用真空管
      • 出力段:50CA10x4本
      • ドライバー段:6DT8/6AQ8x2本
      • 6267×2本/12AX7x4本/DS16Ax4本/DS16Cx4本
    2. 6DT8/6AQ8の使用により(SQ38Fは12AU7)歪みを低減
    3. プリアンプ部には2段NF型イコライザーとLUX方式NF型のトーンコントロールを採用
    4. メインアンプ部の入力レベルセット機能
    5. 2系統のスピーカー出力(それぞれで出力インピーダンスの選択が可能)
  • 詳細情報リンク
LUXMAN SQ38FDの仕様 ラックスマン
Analyzing Tube Amp 1

LUXMAN SQ-38FD 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング

当時の評論家レビューや雑誌メディアの特集記事を保有しておりません。
別途入手の上追記予定です。

ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について

★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております

「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる

Yahooオークションの出品状態についての表示説明・ウォッチリストを基準としたコンディションの星ランキングについて

ウォッチリストの登録人数を基準に設定。

  • ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
  • ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
  • ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)

画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」

  • 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
  • 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
  • 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★

Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。

LUXMAN SQ-38FD・中古オーディオを買うメリットとデメリット

これまでご紹介申し上げたとおり、ラックスマンのSQ38シリーズにおいて最大の困難は交換する真空管の確保、具体的には「50CA10」の入手です。

これだけの人気がありながら、オークション流通の中古SQ-38FDが5万円前後にとどまる理由です。

SQ-38FDの真空管交換はジャンクから移植するしかない・中古相場は部品取りを見越した価格となっている

ただし、70年代オーディオ製品の良さとして、真空管を除いて特殊な部品は使っていないため修理しやすい、というメリットもあります。
そのため少々矛盾した言い方ですが以下のような「良好なジャンク品」に人気が集まる。

  • 故障しているが、外観が良好。(外装パーツを取れる)
  • 故障しているが、真空管には影響がない(修理すれば現場復帰する)
  • 内部に手が加えられていないが外装が汚い・壊れている(内部パーツを取れる)

はっきりいえば製造から50年近くを経た電機製品はメンテナンスなしにはいかなる名機もジャンク品です。
ラックスマンSQ-38FDにはMarantz Model7のような神秘性がないだけに、愛好家はかえって現実的に対応しています。

パーツさえ確保すれば「いぶし銀」と呼ばれる音質を得られる。

LUXMAN LX-360 ¥88,770・ヤフオク人気・価格相場情報
出品情報が少なすぎるLUXMAN LX-360のヤフオク落札価格情報。このモデルに必須の「天板」に関する情報がありません。知名度のないモデルながら音質は良いため、つい劣化した個体に入札してしまうモデルでもある。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、画像情報が少なすぎる、特に天板については皆無。 このモデルは発熱による劣化が激しく、出品情報の少ないものに手をだすのは危険です。 つまり落札価格は高すぎる。一つ朗報は、純正ではないラックスマンの汎用輸送箱が付属していること。少なくとも1回はメーカーメンテナンスに出されている可能性があります。それまでの「SQ38シリーズ」や現在のLX-380とは異なり、「真空管は時代遅れ」と思われていた時代に企画されたプリメインアンプ(Integrated amp)です。バイアス電流をたっぷり流す真空管は音の立ち上がりが良い、とされる特性をデジタル再生に活かそうとした設計。つまり現在いうところのスピード感を求めた。 懐古趣味としての暖かく、柔らかい音は求められていません。ハイレゾやロスレス音源が主流の現在、このモデルの中古を求める人気が高まっている理由でもあります。

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