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AVアンプ

DENON AVC-A1XV ¥46,200・ヤフオク人気・価格相場情報

DENON AVC-A1XV、この20年で最も巨大なAVアンプのヤフオク落札価格情報。リモコンなし・動作未確認にもかかわらず値段がつくのは途方もない馬力があるアンプだからです。 北米市場を想定し、オーディオサーバーとして家のすべての部屋に置いたスピーカーを個別に駆動するパワー0チャンネルのパワーアンプと巨大な電源(通常のAVアンプの2倍)をもっています。 そこにピュアオーディオの構成を持ち込んだため、50キログラムちかい重量となりました。SONY DAS9000ESを超えるため、必然的にハイエンドオーディオの音質を得ました。雑誌メディアからも前例のないAVアンプと評されました。 ただしデメリットは多い、なにより最新フォーマットに対応せずアナログ音声や同軸デジタル(SPDIF)音声を受けることしかできません。HDMIもほぼ正常に動作しません。yahooオークションでも人気のわりに落札価格が安いのは中古のAVアンプに共通のデメリットがあるから。 メリットは、強力な駆動力をもつ「プリメインアンプ」であること。 発熱で故障するほど巨大な電源容量をもち、同じ170Wでもステレオプリメインアンプとは馬力が全く違います。 アンプ同士をBTL化するなどの機能があれば鳴らせないスピーカーはほぼ皆無といっていい。オークションサイトの出品は高音質を目的に入札・落札されています。 本件の落札もほぼまちがいなくステレオプリメインアンプとしての目的と思われます。 またマルチチャンネルアンプですから、バイワイヤリングのスピーカーでは各スピーカーユニットを専用アンプで鳴らせる。 2系統のスピーカーを持っていれば音質劣化の激しい切り替え機を使わず意のままに遊べる。 フロア型のメインスピーカーとデスクトップのPCスピーカーも1台で高音質に完結する。
スピーカー・大型

DIATONE DS-2000Z/DK-2000Z ¥51,000・ヤフオク人気・価格相場情報

DIATONE DS-2000Zそして専用台DK-2000ZのYahooオークション落札価格情報。 そ 音はよく、さりとて怖い。人気は高く、避けるべきコンディションの特徴もわかりやすく表現しています。 本モデルは先行のDS-20000の量産機としての性格と評論されていました。 より自然な音、という方向性を目指しそれが顕著に現れ始めた世代。音質は最新オーディオに劣りません。 ヤフオクのウォッチ件数のわりに入札が少なかったのは「DS-2000Zの音質」と「コンディション」をチェックし悩んだ入札者が多かったことを表しています。相場相場・落札価格ともに低い。 常に「リファレンスとしてのスピーカー」という評論がなされてきたシリーズですが、 過去のオークション価格だけでなくDS-2000Zを含めて90年代中期までのDIATONEは以下を確認する必要があります。 「キャビネットの傷や打痕」「キャビネットの突板はがれ(キャビネットのR部・下部のスタンドと接地している部分)」 この突板不具合は90年代初めの「Vシリーズ」から散見されるようになり、DS-1000/2000は「ZA」までつきまといました。 問題はDS-A1以降喧伝された「ダイヤトーン工房」の仕上げにあります。突板剥がれが多発し、特にDS-20000はピアノフィニッシュが剥がれる無惨なものが多い。 工業製品として看過できないほどの発生率と思われましたがついに対策されないまま事業は終了しました。 日本の電機メーカーではちょっと考えられない姿勢です。DIATONEスピーカーは輸送途中のボロン割れが多すぎるため、運送会社では受け付けないことが多い。 「落札者引き取り限定」が多い理由です。 そのため評価点や性能に対して中古価格が安くなっています。
スピーカー・大型

ONKYO Grand Scepter GS-1 ¥803,008・ヤフオク人気・価格相場情報

ONKYO Grand Scepter GS-1のYahooオークション落札価格情報。 相当の人気であり、落札価格も少々加熱気味です。今後もヤフオクの相場は上昇します。中古コンディション判定は『★★☆(Average)』全体的に使用感があります、また多くのGrand Scepter GS-1のオークションサイトへの出品にいえることですが、天板のガラスのコンディションについて情報が全くない。 なおONKYO Grand Scepter GS-1はスピーカー自作が当たり前であった80年代の最上級スピーカーです。動作・外観とあわせ「改造」の有無は要チェックポイントとなります。理由はその音質ゆえ。Stereosoud誌の1985年「Golden Sound Award(C.O.T.Y)」つまり国産オーディオ最盛期にトップの評価を得ていますがその特殊なコンセプトと音質は評論家全員が賛意を示したものではありません。ナチュラルな音色のいっぽうで、「低能率」「メーカーですらセッティングに苦労した鋭い特性」はあまりに使いこなしが難しく、改造に及んだ愛好家がいたことは事実です。 それでもウォッチリスト・入札は多く、落札価格・オークション相場は年々上昇。
100万を超える価格でも即決があるほどの人気です。 それだけに他者の評価点だけでなく現代のスピーカーとは比較のできない荒馬と思って購入する必要があります。そこがまたオークションで毎回注目度No1となる魅力であります。
スピーカー・大型

YAMAHA NS-1000M ¥133,560・ヤフオク人気・価格相場情報

YAMAHA NS-1000Mの美品ヤフオク落札価格情報、初期ロットにして最高ランクのコンディションです。「1000モニター中古」の事実上最高例と思われます。 特筆すべきは「完全オリジナルコンディション」、オークションに多い「レストア品」と称する改造・素人メンテナンス品ではない。 YAMAHA NS-1000Mは最も販売実績多数のオーディオのため中古は多く人気もあるのです。Yahooオークションでも注目度No1になることもしばしば。しかしオークションサイトへの出品の状態はさまざま、これは音質に差があることを意味します。 避けるべき個体は「オーバーホール」「チューンナップ」「修理」と称する改造品です、しかも確認が難しい。前期と後期の差や評価はあくまでオリジナルの状態をチェックした上でのもの。落札相場・価格について広範に情報をチェックする必要があります。 なおユニット内部の錆によるボイスコイルの不具合がありますが、これはNS-1000Mによらずオーディオスピーカーの中古につきもの。修理業者は多く、落札する上でさほど問題ではありません。 さまざまな評価がありますが、国産スピーカーのひとつ傑作といっていい。NS-1000Mは発売以来さまざまな雑誌メディアにおいて比較のリファレンスとして使われました。ブックシェルフ型大型3ウェイという方式を日本に定着させたモデル。過去あまりにも長期間生産されたため前・中・後期とわずかづつ音が変わりました。 おおむね好ましい方向とされ、音が落ち着いたのは80年代前半だったようです。 今回オリジナルのしかもほぼ未使用品状態の個体が出品されましたが、得られる音に対してあまりに安いというのが正直な感想です。なおYAMAHA自体は当時から有数の楽器メーカーでしたが、NS-1000Mに楽器的な音色を入れようとはしませんでした。 たいへん見識のある設計コンセプトです。
スピーカー・大型

DIATONE DS-2000Z ¥35,010・ヤフオク人気・価格相場情報

DIATONE DS-2000Zのジャンク品ヤフオク落札価格情報。ボロン割れとならびキャビネットの問題点について。可能なかぎり最終型「ZX」を選ぶべき理由です。 ダイヤトーンでもDS-2000系は相当の高音質でありオーディオ中古の常連ですが、人気ほどに状態は良くなくチェックポイントは多数あります。ショップとYahooオークションで流通する個体の違いと相場についても。 デメリットは「ダイヤトーン工房」の手作業で作られ高品質なはずのキャビネット突板はがれ。 ボロン振動板の割れとともに本モデルの弱点であり確認すべきポイントです。多湿な環境を避けることである程度防げますが完全ではありません。オークションでは頻繁にみられる出品のため入札には注意が必要。ショップは厳重にチェックするためまず流通しません。 メリットは、専用設計のウーファー・スコーカーがもたらす音質。 6cm口径のピュアボロン振動板は製造設備の投資・運用を含めればあまりに高価すぎ現在は作ることができない。 独アクトンがそうであるように、本来は汎用スピーカーユニットとして作られるべきスピーカーユニットを専用設計したのがDIATONEスピーカーの魅力です。
プリメインアンプ

SONY TA-DR1a ¥389,000・ヤフオク人気・価格相場情報

SONY TA-DR1aのYahooオークション落札価格情報。現時点(2023年)でSONY最後のハイエンドアンプ 発売当時の雑誌・メディアでの評論家レビュー、前モデル(TA-DR1)の柔らかい低音の表現が質感を増し、更にリアルになったと評価されました。 現在でも極めて人気が高く、中古の価格は高水準。ソニー最後のハイエンドアンプということもあり、オーディオ的な音質は高いと思われています。 なおオークションのチェックは動くという前提で、i.Linkが好例ですが、特に現在のデジタル周辺機器との連携は機能確認にはなりません。 ソフトウェア上の理由から仮に良品でも現在のデジタル周辺機器との同期は期待できないと思われます。中古だからではなく、TA-DR1aの内蔵ソフトウェアは更新されていないためです。 TA-DR1aはフルデジタルアンプ、つまりアンプの入り口から出口まで、すべてをデジタル信号のみで処理するプリメインアンプでした。 TA-DR1/TA-DR1aの中古はそれゆえ高額。相場は本来ジャンクの製品も高額になるほどで加熱した人気といっていい。 同じ方向性のTechnics SU-R1000も検討するべきです。「国産のフルデジタルアンプ」「ハイエンドの音質」「他社のデジタル周辺機器と連携できる内蔵ソフトウェア(ファームウェア)の更新が継続している」 ヤフオクの相場は近似しつつあります。入札・落札前に一度冷静になるべきTA-DR1aです。
プリメインアンプ

SONY TA-DR1a ¥314,000・ヤフオク人気・価格相場情報

SONYのハイエンドデジタルアンプTA-DR1aのヤフオク落札価格情報です。のちにSONY設計者によってFoB SD05へと受け継がれるしたモデル。 人気は高いのですがオークションでは良品が少なくなりつつあります、メンテナンスが難しい。 yahooオークションではたびたび注目度No1となるもののラックスマンやAccuphaseとは好対照です。 音質は間違いなくトップクラス、国産オーディオ名機の最右翼。セパレートでもこれほどの音は実現が難しい。SONYが開発した「ハイスピード・パワーMOS-FET」は言ってみればGaN半導体のようなもの。無帰還アンプなど120万円で利益が出たのか疑問のアンプ。 しかしメンテナンスは難しく「動作するかどうか」、それが入札件数や落札価格を決めています。 なお過去の落札履歴では外装パーツに欠損があっても動けば値段がつく。つまりオークション・中古オーディオとしては末期です。 なおハードウェアが良品でも周辺機器はデジタル規格の進歩やファームウェアの更新によって大きく変化しているため、同期・連携しないものが増えています。
SACDも縮小しつつある今、40万円近い落札をしていいのか、疑問の落札相場です。
プリメインアンプ

LUXMAN L-507s ¥177,500・ヤフオク人気・価格相場情報

LUXMAN L-507sのヤフオク落札価格情報、コンディションは普通でもラックスマンのアンプは他社と比較して高価格。メンテナンスの充実がもたらす価値です。Accuphaseと同じ。 L-507sはL-509sそして505sのベースモデルであり、純A級アンプ中心だったラックスマンがAB級プリメインアンプへ移行したさきがけ。ラックスマン歴代のモデルでも名機といってよく人気・相場に現れています。 発売当時の評論家レビューは以下にて。ラックス特有の濃さに分解能・SNの高さが更に高水準になったとして高音質の評価を得ております。 L-570/580で得られた熱対策の知見を取り入れ、その上での音質設計。タフであり通常のオーディオアンプと同じく「動作確認」「外観の傷等」の基本的な項目がチェックポイント。しかし20年以上を経て、ノーメンテナンス品では初期の特性を維持できていません。 ボリュームガリ等がある場合、既にリレー等は相当劣化しています。 セレクターやスイッチ等のクリーニングまたは部品交換、そして基板ハンダづけの確認(クラック等)と再ハンダが必要な時期となっています。入札に際しては落札・購入後のメンテナンス必須ですが、それが可能なブランドです。そこもオークションの評価点です。
プリメインアンプ

LUXMAN L-507s ¥・ヤフオク人気・価格相場情報

LUXMAN L-507sのYahooオークション落札価格情報。現在の同社プリメインアンプの原型といえます。優れた基本設計からヤフオクでも安定した人気があり、多少の難がある本件も高額落札です。音質とメンテナンス体制ゆえに相場価格が維持されています。 AccuphaseはDC300そしてJBL4434 Mkⅱと、L507sがリリースされた1997年はラックスマンがC-10というそれまでにないプリアンプをリリースした時期、雑誌メディアや評論家からは好評をもって迎えられ評判は高かった。ラックスマンの歴史に残る名機を輩出しつづけた時期です。 デメリットは経年劣化の目立つ個体が多いこと、入念なチェック以上にメンテナンスが必要です。メリットは、いわゆる「国産のオーディオ名機」とは異なりラックスマンの行きとどいたメンテナンスを受けられる、そして基本設計は音質的に極めて高度であること。同一時期にリリースされたDENON PMA-S10ⅱと中古のオークション相場を比較すればわかりやすい。落札価格に大きな開きがあります。現代にいたる20年近いモデファイに耐えるだけの堅実な設計と音質が決まったプリメインアンプ。
プリメインアンプ

LUXMAN L-509s ¥186,000・ヤフオク人気・価格相場情報

良品中古とはいえないLUXMAN L-509sのヤフオク落札価格情報、しかし落札価格は高い。ラックスマンのメンテナンス体制は高く評価されており、それがオークションなど中古相場を支えています。 案件はコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。 全体的に傷があり、リモコンが付属しません。画像情報が少なく天板の状況もチェックできない。これでも入札があるのがラックスのプリメインアンプですが、リモコンがないことは不便がデメリットではなく、リモコン操作できるアンプ機能が壊れていてもわからないこと。 代表がモータードライブされたボリュームです。カスタムパーツのため、最も早く欠品する、いかに 音質だけが理由ではなく修理・メンテナンス体制の充実ゆえに名機とよばれるラックスマンの製品を買うならば、落札する前に注意したいところです。 過去の相場を検索すれば落札履歴と比較して標準的な価格ではありますが、上記の前提で、本件はオークション相場からみて高い落札価格といえます