"bowers and wilkins"

スピーカー・小型

B&W 805D3 ¥698,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W 805D3のYahooオークション落札価格情報。後継の「D4」と比べても支持が衰えない。強気の開始価格でも落札されたのは名機ゆえの中古価値です。 中古のデメリットを挙げるならB&Wが現時点最高とうたう「805D4」があること。 また「705S3」の音質は805D3に肉薄しているともレビューされています。 しかし人気が衰えない、「新製品が常に良い」Bowers and wilkinsにして珍しいスピーカー。 日本の評論家諸氏のレビュー紹介で触れたように、日本市場では「D3よりD4が良い」という明らかな結論が出ていません。 そのため中古相場は一進一退を続けています。メリットを挙げるならば、Bowers and wilkinsの経営が安定していた時期に設計・製造されたことでしょう。800D3シリーズののち、同社は親会社が転々とする不安定な状況に陥ります。人材も流失したといわれており、D4の懸念点です。 中古の805D3を検討する上でひとつの材料です。
スピーカー・小型

B&W 705 S2 ¥188,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W 705 S2のYahooオークション落札価格情報、美品にして中古価格は手頃。700シリーズは比較的人気がなく狙い目といえます。 ただし相場は下がり気味のため下取りは期待できません、その理由も。B&Wの期待ほど販売が伸びなかったとされる「CMシリーズ」の後継として設定された700シリーズの最小モデル。評論家諸氏のレビューも上々でしたが、日本のユーザーは「ダイヤモンドツィーター」がないことが不満で予算重視で600シリーズか無理をして805D3を買うかという選択が定着します。「コスパ最高」と簡単にレビューされるB&Wにも人気不人気はあります、700シリーズは今ひとつなのです。なお700シリーズは年来ポジションが微妙で、結果として800シリーズに近い音となってきた。現行の「705 S3」は旧805D3に音質が近似しているというレビューもあるほどです。
スピーカー・小型

HARBETH HL Compact 7ES-3 ¥216,000・ヤフオク人気・価格相場情報

2003年に日本に再上陸したHARBETHが現在の地位を築いた、いわゆる「名作」。状態は良くなく中古価格は割高ですが人気は高い。コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。傷の多い個体です。 発売時、日本では「持ち味を残したまま、基本的な特性が明らかに向上した」と高評価でした。当時同社はウーファーユニット(Vifa)の供給終了という問題に直面し、自社製造に切り替えるという難題に直面していました。しかしそれはかえって良い結果をもたらしたようです。 デメリットと呼べるほどのものはなく、重ねて強調するべきメリットは日本国内でELACが大流行し、Bowers and wilkins(B&W)が大躍進を遂げている時期に、一見なんのへんてつもないスピーカーが「音だけ」で支持されたということです。
スピーカー・大型

B&W MATRIX 801 Series2 ¥181,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W MATRIX 801 Series2のYahooオークション落札価格情報。日本において「ハイエンドスピーカーのBowers and wilkins」という評価を決定づけたモデルです。発売当時は数回にわたって特集が組まれ、その後も雑誌メディア各社のリファレンスとして導入されました。 肝心の本件はコンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。動作に問題はないようですが、外装の痛みが激しい。しかし良品・専用スタンド付きに限り中古の相場自体は上昇しております。現行のBowers and wilkins製品がかなりの値上げを行なっているためです。またナカミチがサポートした頃のB&WはD&Mホールディングズではメンテナンスを受け付けない。また磁性流体が継時劣化して固着するB&Wに共通するデメリットがあります。 しかしメリットは日本での人気は不動のものがあり、かつ絶対値としての性能はハイレゾ等の最新デジタルソースや、ハイエンドのアナログ再生も楽々とこなすこと。
スピーカー・大型

B&W MATRIX 801 Series3 ¥381,000・ヤフオク人気・価格相場情報

B&W MATRIX 801 Series3のヤフオク落札価格情報。美品のため相場を超える落札となりました。なおBowers and wilkinsのスピーカーには磁性流体の劣化という問題点があり、メンテナンスについて後述します。本件のコンディション判定『Average』、セッティングによる音質の変化が大きいスピーカーのため、専用スタンドは大変なメリットです。 日本国内のJBLモニター神話を突き崩した801F(2代目)と801S2(3代目)の後継機にして、ロックなどパルシブな音の再現性を高めた、と評されたモデル。 3代目にあたります(初代は「801」1979年) 評論家からは好き嫌いを超えた「標準機」とされ、実際に雑誌メディアやメーカーの試聴室に広く導入されました。 海外でも好評であり、欧州のクラシック音楽の大部分はこれでモニターされたといわれております、そのためオークションサイトでも人気・入札ともに多く、yahooオークションではたびたび注目度No1となります。 現在新品価格が上昇していることもあり、中古の落札相場も過去と比べかなり上がっています。 国内にあるMATRIX 801 Series3にプロ用途は少なく、ほとんどはホームユースです。 オークションでのチェック時のポイントは「妥協しないこと」 中古個体数の多いモデルのため、ほどほどを買うのは損です。コスパのいい買い方は評価の高い良いコンディションを買うこと。 なお磁性流体の劣化は、特にB&Wの中古では問題になります。MATRIX 801 Series3がその典型例ですが、中古の多くでは乾燥し機能していません。 音質上は歪みとなって現れますが、知らずに使い続けているユーザーも多い。 材質上避けられない劣化のため、Acoustic Energy AE1のように他社でも問題となる点です。
スピーカー・大型

SONY SS-1ED(SS-M9ED)¥321,665・ヤフオク人気・価格相場情報

国内では15セットしか販売されなかったといわれるSONY SS-1EDのyahooオークション落札価格情報。 SACDリリースと合わせて同社がリリースしたフラグシップモデルであり一説には世界でも数十セット程度の生産数しかないとも言われております。 ツィーター断線のジャンク中古にもかかわらずこの価格の理由は、高額の修理を行っても十分に安いといえるから。希少価値ではなく高音質で人気となるスピーカーです。 デメリットはSONYのフラグシップスピーカーだということ。 実は知名度がなくスピーカーに関する限りいわゆる国産の名機がない。 平面振動板で名を馳せた80年代と異なり、90年代以降はスピーカーに関する限り同社の取り組みは断続的。歴代スピーカーを比較するとわかりますが再生方式すらバスレフからコンデンサースピーカーまで一貫していません。 そのため登場時の派手なメディアレビューのわりに、いつのまにかカタログから消えるという終わり方を繰り返しています。 どうやら技術継承のための習作的な側面もあったようで、DIATONEやビクターとは異なり新品時からコスパの悪さが指摘され続けています。 同社スピーカーの秀作は「SS-AR1」を待つことになりました。 そのSS-1EDがヤフオクで入札を集める理由は音質。 パテントなどの要素技術、そして企業として開発・生産能力において他社とは比較にならない厚みがあり、その集大成として作られるため毎回豪華そのもののスピーカーが出来上がる。過去の出品に常にウォッチリストの人気がつく理由です。 デジタルフォーマットを策定し、かつプレーヤー・アンプを並行して開発する能力は他社にはありません。 販売時には比較的地味であったスピーカーがオークションでは大人気の理由です。
プリメインアンプ

LUXMAN L-580 ¥105,197・ヤフオク人気・価格相場情報

一見通常コンディションのようなLUXMAN L-580のヤフオク落札価格情報。実は改造されています、電源ケーブルが交換式に変えられている。素人が改造することが多いため、避けるべき中古個体です。落札価格は割高といえます。コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。動作はするものの、電源ケーブルが交換できるように改造されています。この手の改造がなされた個体は避けたほうが無難、内部も相応に「メンテナンスという名の素人修理」が行われていることが多い。またきわめて発熱の多いアンプであることから、タバコ臭については要確認です。タバコのヤニがついた状態で高熱にさらされると、プリント基板の半田つけ部分の劣化は加速度的に進行します。その音質はL570Xsの後継だが、実質はL570Zsと同等といってもよいほど。放熱設計も行き届いている、といわれています。
スピーカー・大型

DIATONE 2S-3003¥281,800・ヤフオク人気・価格相場情報

ジャンクコンディションのDIATONE 2S-3003 ヤフオク落札価格情報。「ボロン振動板の割れたDIATONEは幾らなのか」という好例ですが、後述のようにこの個体を活用することは困難を伴います。 DIATONE 2S-3003のオークシ...
スピーカー・小型

YAMAHA NS-1 classics ¥34,500・ヤフオク人気・価格相場情報

YAMAHA NS-1 classicsのヤフオク落札価格情報。一見美品ですが改造に近い補修がされています。気持ちは揺れますが避けるべき個体です。どんな「補修」「チューンナップ」がされているか全くわからない。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、これはメンテナンスではなく、見栄えをよくしただけの作業。ウーファーフレームの塗装は余計なだけでなく後日の劣化を招く恐れがあります。スピーカーの再塗装品は要注意です。今回ウーファーフレームになされた塗装はかなり問題で、金属への塗装はメーカーでさえ塗料選定は慎重です。オーディオにおける材料選定や仕上げをしくじった好例がB&W PM1です。NS-1Classicsは10年近く販売されています。最初から計画されていたわけではなく、そうなるべくしてなった。良い例が振動板の設計です、ウーファーはポリプロピレンにマイカを混合して内部損失を高めたものですが、その配合比率は「ヒアリングテスト」で決めた。鍛えられた正統派のおかげで数年間ベストバイにランクインし続けました。
スピーカー・小型

Acoustic Energy AE1 Signature ¥96,681・ヤフオク人気・価格相場情報

Acoustic Energy AE1 SignatureのYahooオークション落札価格情報。いまだ最高の小型スピーカーですがエッジの崩壊と磁性流体の問題があります。 オークションでは安定した人気がある中古オーディオであり相場も高値安定です。 そのコンディションチェックですが、エッジは本案件のように穴が開くため判別しやすい。しかし磁性流体の劣化は分解する以外わかりません。音が歪むことでも判断できますが、その場合はユニットの劣化がかなりすすんでいる場合が多い。 過去の落札履歴をみればわかりますが、入札者はメンテナンスの必要性を理解しており、出品物のエッジのコンディションは入札・落札の評価点と価格にほとんど影響を与えません。 磁性流体の問題はAcoustic Energy特有の問題ではなく、B&Wほかこの設計手法を採用したスピーカーすべてにあてはまる劣化であり、修理を要するものです。 音質は世界の小型スピーカーの流れを変えたモデルの完成形であり、大ヒットモデルのAE1のアップグレードモデル。スピーカーユニットは選別品により厳密に左右ペアリングされ精密機器の扱いです。 設計者のフィル・ジョーンズ氏(Phil Jones)は初代の製造精度に大変な不満をもっており、それがAcoustic Energy社を辞める(そして訴訟沙汰となる)原因といわれています。 結果として2代目モデルではその精度を高めるアプローチとなり、それがAE1 Signatureです。