あでく

プリメインアンプ

SANSUI AU-α907 LIMITEDの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

AU-α907の限定モデルというかたちでプリメインアンプの最高峰を実現したのがSANSUI AU-α907Limited。リミテッドモデルという以上に山水電気の名機といわれ中古オーディオの価値は高い。東芝製MOS-FETを選別使用するため2000台限定とされたバランスアンプは回路・パーツ・機構の全てに制振・ノイズ対策が施されセパレートアンプも及ばないと音質レビューされるほどの広帯域を実現。サンスイらしい中低域を力強さと音の厚みに加え透明度の高さはAU-α907Limitedならではのもの。現代のハイエンドプリメインアンプと比較しても優っています。日本国内にはサンスイ専門の修理業者が多く、中古の買取価値や相場も上昇中。部品取りのジャンク品は明らかに高い。テフロン基板は高耐久・長寿命ですが素人修理による劣化は要注意です
スピーカー・小型

FOSTEX GX100BJの評価とは・中古価格とメリット・デメリット

あまりの不人気からネット販売のみに絞ったのがFOSTEX GX100BJです。音質はほとんどハイエンドであり中古オーディオにおけるお買い得モデルの筆頭といえます。純マグネシウム振動板ツィーターとアルミニウム製HRウーファーは職人芸レベルの高度な品質。従来のGX100シリーズと比較しても向上したと言われる音質は無色透明にして鋭いフォーカスの音像/音場表現。不人気にもかかわらず中古相場が維持されているのは「知り尽くした」愛好家が買うため。現在では入手不可能なハイコスパのスピーカーです
プリメインアンプ

PIONEER A-09の評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

PIONEER A-09のヤフオク落札価格情報です。わずかに傷がありコンディションを普通と判断しましたが、状態はいい。販売数が少なく発熱の多い純A級アンプの中古オーディオとしては良個体が比較的多いモデルです。デメリットは背面端子が壊れやすいこと、そしてEXCLUSIVEアンプのパーツを転用しているため汎用部品で修理した場合音質が変わりやすいこと。この時期の高級プリメインアンプは同様のカスタムパーツを使用したものが多く、完成度の高い修理はサンスイ・ラックスマン・アキュフェーズに限られます。すでに部品取りの個体を確保しはじめているユーザーも多く長く安定していた中古価格相場も上昇し始めました。オークションは良個体を見つけやすいですが高値です。
スピーカー・小型

VICTOR SX-10 SPIRITの特徴とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

VICTOR SX-10 SPIRIT ブックシェフルスピーカーの良品のYahooオークション落札情報。DIATONE DS-10000、ヤマハのNS-1200・NS-1 Classics、くだってはPioneerピュアモルトシリーズに通じる銘木系スピーカーの嚆矢です。598スピーカー全盛のときの企画であり、ピアノに使われる材料や鏡面仕上げをオーディオに転用する発想の無かった時代のプロダクトで現在実現が難しい仕様となります。そのため外観のコンディションでヤフオクの落札価格が変動します。しかしながら現代オーディオでは実現できないメリットを存分に備えたスピーカーであり、その暖かいボーカルなどはハイレゾなど次世代デジタルオーディオで真価を発揮できます。なおデメリットと呼べるほどのものはありません、ウーファーエッジの硬化がいわれますが修理可能であるところも魅力のスピーカーとなります。
デジタルプレーヤー

DENON DN-961FAの評価とは・中古価格とCDプレーヤーとしての音質レビュー

デノン(DENON)の業務用CDプレーヤー DN-961FAは販売も仕様も放送局専用という特殊なモデルです。つまり愛好家は最初から中古しか使うことができなかった。しかもオーディオ雑誌では全くレビューされたことがありません。しかし音質への評価は高い。仕様面でも特徴は多く「BU-200」という専用コンソールと「RC-40」というコントローラーがありました。出力はデジタル・アナログともにバランスのみ。中古のデメリットは修理サポートは終了していること。はっきりいえば中古価格は高すぎてコスパが悪くメリットがない。最新の安いCDプレーヤーを買うべきですが、それでも中古相場は高い。
プリメインアンプ

LUXMAN L-570の評価とは・中古価格とA級プリメインアンプとしての音質レビュー

90年代LUXMANの最高級プリメインアンプであるL-570。L-550の後継である純A級アンプです。ヒートパイプによるヒートシンクという仕様は音質面で賛否両論ありつつも名機です。L570x'sそしてL570z'sという最新プリメインと比較されるほど異例の高音質アンプはL-570の基礎設計が全てです。高い放熱効率は中古オーディオとしてメリットがあり、いまだに修理依頼の絶えないモデルです。なお製品情報にある32接点アッテネーターは音質面だけでなく修理メンテナンス上のメリットでもあります。
スピーカー・小型

Sonusfaber LUMINA1の評価とは・中古価格とブックシェルフスピーカーとしての音質

日本市場において最も高い人気を誇るスピーカーのひとつがSonusfaber LUMINA1です。コロナ流行後に供給が安定した2024年)もオーディオショップが「在庫あり」と宣伝するほどであり、中古相場も高値で安定しています。オーディオ評論家の評価も高くレビューどおりの高音質ですが、キャビネット仕上げの人工皮革の加水分解は今後の注意が必要です。なお上位モデルとしてルミナ3のほかルミナアマトールも輸入されています。
スピーカー・大型

DIATONE DS-2000Zの評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

DS-2000ZはDIATONEのシリーズ中、一番の代表モデルです。DS-3000の直系システムです。オーディオ評論家による音質レビューも高評価であり人気も抜群でしたが中古品質には問題があります。ボロン振動板の割れ以上にダイヤトーン工房製キャビネットの突板が剥がれるという特有の欠点があります。この欠陥はむしろDS-1000ZXには見られないもの。音質は高度であり、アラミッド・ハニカムコーンやウォルナットの突板・高品位ネットワーク回路など現代のスピーカーシステムにもない仕様があります。オークションのほかオーディオ専門店でもまだ下取りをするほど落札相場は高い。
スピーカー・大型

EXCLUSIVE S5の評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

パイオニアEXCLUSIVE S5 のヤフオク中古落札情報です。良コンディションとして近年にない高値をつけました。つまりは「TAD」、ドライバー・ウーファー・キャビネット、そして音決めのセンスは現代でもハイエンドです。こんにち高能率ホーンは少なくなったため人気は上昇しております。DIATONEの名機群、DS-5000、V-9000、2S-3003が一服しているなかジリジリと相場が上がり続けていることもいかにポテンシャルがあるかの証となっています。キャビネットの造りもよく経年変化に耐えています、個体数は少なくなりましたがオークション出品のたびに価格を更新しているイメージがあります。
パワーアンプ

LUXMAN B-10Ⅱの評価とは・中古価格とモノラルパワーアンプとしての音質レビュー

LUXMAN B-10Ⅱは同社が久しぶりにラインナップした高級セパレートアンプのMk2です。M-07以来ともいえるハイエンドモノラルパワーアンプであり、C-10のアップグレードとともに注目されました。仕様としてはステレオアンプであるM-08のモノラル化が基本です、その上で更にローインピーダンスへの対応力を向上させたモデル。製品情報でハイイナーシャ電源とあるとおりAB級ですが純A級動作の領域が広いアンプ。発熱は多く中古で有名なパワーメーターの故障は半田不良によるもの。オーディオ評論家の長岡鉄男氏から「すごいアンプ」と言われたモデルです。