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トーンアーム・アナログ関連

SAEC WE407-23の評価とは・中古価格とトーンアームとしての音質レビュー

サエクWE407/23はナイフエッジ型として文字通り一世を風靡したトーンアーム、音質はオーディオ評論家の長岡鉄男から高く評価されるものです。なおアナログプレーヤーがブームの現在、交換しやすいカートリッジに注目が集まりますが、愛好家は中古トーンアームに注目しています。高度の加工精度が求められ、WE-4700でわかる通り新品はかつてでは考えられないほど高額だからです。オーバーホールや調整は専門業者に依頼したい。中でもWE407はプロ用のWE-506/30やMICRO精機専用のWE-407/tmなど多くのモデルがあり、しかも極めて高精度です。中古相場は年々上昇しており元箱つきなど輸送中の事故を防げる良品は高い。これはオルトフォンやオーディオテクニカも同様です。
プリアンプ

GAS THOEBEの評価とは・中古価格とプリアンプとしての音質レビュー

強烈なキャラクターから熱烈なファンが多いGAS THEOBEのYahooオークション落札価格情報。故障の多さゆえにオーディオ専門店では下取りを断るところさえあるモデルです。中古のGAS THEOBEは「修理前提での購入」が基本です。日本の修理業者「テクニカルブレーン」が修理した個体のみ、購入後メンテナンスをせずに使うことができます。その音質は当時も現在もジェームズボンジョルノのアンプは唯一無二の個性があり、その熱く濃い音質に魅せられると代わりがありません。
スピーカー・小型

SPENDOR S1の評価とは・中古価格と英国スピーカーとしての音質レビュー

スペンドールのスピーカーとしては最廉価グレードとなるSpendor S1のYahooオークション落札価格情報。先に結論を申し上げますと、支持はありますが買うべきではないモデルです。最大の利点は左右特性誤差を1dB以内におさめた製造品質。抜きん出た音場再生を可能にしますが「ジャンク品を集めて修理する」ことができない、ユニットの選別もしています。このモデルで唯一のメリットが失われる。シリアル連番ではない中古は高確率でジャンク品を集めてニコイチした出品です。なおその小型さゆえにその大きさです、デスクトップスピーカーとしては安価で性能の良い中古スピーカーといえます。
スピーカー・小型

Rogers Studio3の評価とは・中古価格と英国スピーカーとしての音質レビュー

LS3/5Aの復刻というアピールがされたRogers Studio3はロジャースの経営が不振を極めた時期に開発されたスピーカーです。BBCモニターというブランドを出すしかなかった。LS3/5との大きな違いはスピーカーユニットにあります。それまでのKEF製からRogers内製/Scan-Speakに変わりました。品質にも問題を抱えておりウーファーのエッジに亀裂が入る、中古の弱点であり相場にも影響がある。BBCモニターの名機と比べられてしまうことはデメリットですが、製造品質は高く丁寧に作られた良品です。
スピーカー・大型

JBL D44000 Paragonの評価とは・中古価格と名機と言われる音質レビューの理由

ジャンク状態のJBLパラゴンD44000の中古価格はいくらなのか、という疑問に答えるYahooオークション中古価格情報。ビンテージオーディオの指標であり中古パラゴンはいかに価値があるかを示す結果となりました。名機と簡単に言われますが望み通りの音質を引き出すことは難しいモデルでもある。また物理特性は最新スピーカーに及びません。アンティーク家具と言ってもいい。制作は日系2世であるフレッド加藤(Fred Kato)氏が中心となって行われた手作業です、同氏の引退とともにParagonも製造終了となったと伝えられています。このようなスピーカーが新たに企画される可能性は低い。ヴィンテージオーディオの最高峰として益々価値を高めると思われます。
プリメインアンプ

PATHOS LOGOS Mk1の評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

個性的な音が根強く支持されるイタリアPathos Acousticsの真空管プリメインアンプ「LOGOS」なお並行輸入のみのMk1です。正規輸入のLogosはMk2から。真空管とMOS-FETのハイブリッド形式インテグレーテッドアンプであり、DACを搭載していないことはデジタルノイズを回避する意味で重要です。中古はほとんど流通せず相場もオークション事例も不明。付属リモコンが紛失していることは全てのオーディオ機器に共通の重大な欠陥です。イタリアらしい遊び心のあるデザインそのままの芳醇な音質が特徴のプリメインアンプです
スピーカーユニット

JBL D130の評価とは・中古価格とフルレンジスピーカーユニットとしての音質レビュー

フルレンジスピーカユニットの古典にしていまだ名機とされるJBL D130はバックロードホーンや平面バッフルなど超大型スピーカーが現役だった時代の仕様とも言えます。周波数特性は最新モデルに及びませんがその音質は魅力的であり高く評価されている。超高能率であるため小出力・高品質のアンプでも駆動できる。なお初期・中期・後期といった区分以上にシリアルNoやリコーンされているかどうかの方が音質面で重要です。初期D130でもリコーンされると劣化します。
スピーカー・大型

B&W804D3の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

804D3は下位モデルの805D3があまりにも高音質かつ人気であったため音質レビューも販売数も少ないスピーカーです。現実にはダイヤモンドツィーターとコンティニュアムコーンにより完成度は高い。805D3のキャビネットをそのまま延長したバスレフ型スピーカーシステムであり805D3の中高域の表現そのままに低音のスケールはより拡大しています。中古相場は高値ですがB&Wにつきもののコピー品・偽物の問題がある。D&Mホールディングズが発行した正規保証書が不可欠です。
アナログプレーヤー

ヤフオク相場情報 Mark Levinson No.515・人気と音質レビューのデータベース

創立45周年の記念モデルにしてマークレビンソン初のアナログレコードプレーヤーである「No515」は、日本市場では人気がなかった。音質レビューもほとんどされず何の受賞もしていない。理由はVPI社のOEM品でありMarklevinsonとしての独自技術はなかったからです。ターンテーブルの仕様としてはシャシー・プラッターともにVPIそのものでありトーンアームは3Dプリンターによる製造。No515の実績はNo5105の仕様に大きく影響しています。
スピーカー・大型

FAL Supreme-S C60Fの特徴・人気と中古相場、過去の音質レビュー

平面振動板で有名なFALのSupreme-s C60F FLAT engineは、前期と後期でかなり音質が異なるモデルでもあります。フルヤマオーディオの最後期は品質が低下したとされ、初期中古の個体ほど貴重とされます。なお誤解されていますが、FALのスピーカーはほとんどの技術が調所電器というメーカーで開発されたものです。FALと同社の関係はのちに断絶しており修理メンテナンスの対応にも影響を与えています。平面振動板は修理・調整に極めて高度のスキルが必要となるスピーカー形式です。