状態良好のDENON PMA-2000AEのYahooオークション落札価格情報。少々汚れがあることが減点です。本モデルは「発熱」が中古のポイント、AB級ながらA級のごとき発熱があります。
DENON PMA-2000AEのオークション落札結果・人気・商品の状態
Yahooオークションのオーディオ出品情報(価格・入札履歴)
DENON PMA-2000AE・中古人気と、入札・落札履歴
出品URL(Yahoo オークション)DENON デノン プリメインアンプ PMA-2000AE ★ 69370-1
落札価格:¥59,000(JPY)
- 開始価格:1,000 円(税込 – 円)
人気・入札ならびに落札履歴は以下となります。
ウォッチ件数:137人
- 入札件数:77件
- オークションID:g1080481338
- 出品地域:埼玉県
- 入札履歴(Yahooオークションのシステム上の問題から入札履歴の詳細は非公開)
落札日時:2023.02.08(水)22:38
- 出品日時:2023.02.01(水)18:44
出品者情報(ID・名前・評価)
- 出品者
- 出品者ID:toomookaanaa
- 出品社名:リサマイ市場・本館(株式会社リサイクルマイスター)
- URL:https://recyclemeister.co.jp/
- 評価(良い): 99.2%(取引 142,582件中・ 2023年 7月時点)
出品物コンディション・入札のチェックポイント(不具合など商品の状態)
以下よりコンディション判定『★★☆(Average)』となります。
画像・出品説明より確認できるオークションサイト情報・買取、入札時の注意点
※画像クリックで拡大表示可能
- シリアルNo:5081501097
Good(オーディオ中古としてのメリット)
- 動作確認済み
- ボリューム・各種スイッチのガリなし
- 目立つ傷なし
Bad(デメリット・動作不良・傷・経年劣化などの不具合)
- 汚れが目立つ(特に天板)
出品者に追加質問したい確認ポイント
- タバコ臭の有無、または禁煙環境にあったかどうか。
- スピーカーターミナルは確実に締まるか(ゆるみ・ぐらつきはないか)
- 背面入力端子のグラつき(ケーブルの大型化・極太化にともない破損の事例が多発している)
DENON PMA-2000AE・中古の要注目ポイント(傷 汚れ 不具合 故障)
動作・外観という基本的な部分を確認した上で、DENON PMA-2000シリーズ全てのモデルに共通するものは「発熱」です。
AB級ながらA級に近いアイドリング電流を流すのがDENONの手法であり、熱による劣化が大きいモデルではあります。
熱による劣化は広範囲にわたりますが、代表的な要素は以下となります。
- コンデンサー等(発熱による劣化が激しい)
- ハンダづけ部分の劣化(クラック)
- ヒートシンクに素子を取り付けた部分の放熱グリスの硬化
DENON PMA-2000AE・中古相場と価格動向(ショップとオークションサイト価格履歴の比較・検索)
少しづつ中古相場が上がっている
現在(2023年時点)で良品は¥80,000(JPY)前後。
本モデルの人気を現す現象としてジャンク品でも¥50,000(JPY)前後で取引されています。
過去の中古価格とオークション落札相場(ヤフオク落札履歴)
上記は過去の取引情報、今の入札時に参考とされます。
- 個体の製造年次
- 中古としてのコンディション・状態
- 販売・落札価格
この3点を比較しつつ相場・価格チェックにご活用ください。
DENON PMA-2000AEの定価と仕様・スペック(新品時)
- メーカー:DENON
- モデル名・型番:PMA-2000AE
- 発売年次:2005年
- 定価:¥150,000(/台・JPY)
- 主要スペック
- 大きさ:幅434x高さ181x奥行480mm
- 重さ:24Kg(/本)
- 出力:80W+80W(8Ω、20Hz~20kHz、THD 0.07%)/160W+160W(4Ω、1kHz、THD 0.7%)
- 消費電力:275W
- スペック上の注目ポイント
- PMA-2000IVの後継機種、主な変更面はデザイン。
- UHC-MOSのシングルプッシュプル構成
- PMA-2000IVをベースに、PMA-SA1やPMA-SA11で採用されているパーツを流用することでコストダウンを図りつつ高音質化
- プリアウト端子/パワーアンプダイレクト端子を装備(プリアンプまたはパワーアンプとして使うことができる)
- 詳細情報リンク
DENON PMA-2000AE 発売時の音質レビュー・雑誌メディア、評論家の評価と人気ランキング
「AE」の世代になるとあまりにも音質が良すぎるがゆえに評論家のレビューはややおざなりです。
- ベストバイに相応しい音質
- 「PMA-SA11」に近似の構成であり音質も迫っている、弾力感と厚みに富んだ駆動力の高さ。
- 歴代上級機の技術が全て取り入れられた豪華そのものの設計
雑誌メディアのベストバイランキングでも常に1位。競合他社はやる気を失くすか倒産(SANSUI)しており独走体制です。
ご参考・『★☆(星)』ランキングの基準について
★(星)のランク付基準については以下の数値を元に設定しております
「ウォッチリスト」データを参考に・ヤフオクの落札金額は人気で決まる
ウォッチリストの登録人数を基準に設定。
- ウオッチリスト登録が50人未満:★☆☆(人気がない)
- ウオッチリスト登録が50人以上100人未満:★★☆(普通)
- ウオッチリスト登録が100人以上:★★★(人気が高い)
画像判定を厳しく・オークション出品の評価点は「自己評価」
- 傷多数・ジャンク・個人による修理メンテナンス:★☆☆
- 傷少ない・動作に問題ない・使用感はある:★★☆
- 新品同様・未開封デッドストック・業者による高額のメンテナンス:★★★
Yahooオークションの『商品の状態について』は厳密な規定がないため、ヤフオクの状態説明よりやや厳しめです。
DENON PMA-2000AE・中古オーディオを買うメリットとデメリット
PMA-2000AEの位置付けは「価格UPモデル」です。念の為、オーディオアンプとしての音質は
PMA-2000Ⅳの高コストに耐えかねたDENONが仕切り直しを図ったPMA-2000AE・音質は限界までいった
PMA-2000AEは「PMA-2000Ⅳ」のあまりの高コストに耐えかねたDENONが恐る恐るリリースしたモデル。すでにライバルは死に絶えていたことからセールスは上々であり、以降インフレを続けていきます。
デザインも全面的に変更しておりますが、内部はほぼ「Ⅳ」とよべるもの、別物に仕立てて仕切り直したのです。
あえてデメリットをあげるならば上記のとおりです。現実にはこれでもメーカーが耐え切れないほど「安く売られた」モデルであり、その音質は10万円台のプリメインアンプとして限界に至っております。
評論家諸氏や雑誌メディアもやや投げやり気味のレビューとなっており、クラスを超えた音質・並みはずた駆動力『と言われている』という少々嫌味なもの。
常軌を逸したといった雰囲気に褒める言葉も出尽くしたという有様でした。
あまり知られていませんが、本機をパワーアンプとして使ったときの音はエントリーグレードのセパレートアンプを余裕で超えるものがあります。
PMA-2000AEの音質レビューをみると「PMA-2000」「PMA-2000Ⅱ」「PMA-2000Ⅲ」「PMA-2000Ⅳ」の異常なコスパが理解できる
「PMA-2000SE」「PMA-2000RE」「PMA-2000NE」全てにいえることですが、メリットは「音質と安さ」と言い切れるモデルです。
また特にこのPMA-2000AEの構成をみると、「PMA-2000」「PMA-2000Ⅱ」「PMA-2000Ⅲ」「PMA-2000Ⅳ」が異常なハイコストパフォーマンスであったことが改めて理解できます。
人気 :★★★