"Pioneer"

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SONY SS-1ED(SS-M9ED) ¥679,000・ヤフオク人気・価格相場情報

SONY SS-1ED(SS-M9ED)のヤフオク落札価格情報。SACDフォーマットを確定するために作られた「モニタースピーカー」。現在では考えられないほど贅沢な製品です。コンディション判定『★★★(Excellent)』、SONY SS-1ED(SS-M9ED)は外観が最も重要なチェックポイントですから、今回の落札価格はかなり割安。本件はほとんど傷がない、極めて稀な個体です。世界で数十セット程度の生産数しかないとも言われるだけに(日本国内は15セットとの説あり)と言われるモデル。同時期に開発・販売されたTA-E1(プリアンプ)・TA-N1(パワーアンプ)とは異なり、ほとんどレビューされることのなかったモデル。ベストバイランキングもごく低いものでした。「SACDらしさをPRするもの」ではなかった。SACD検聴用のワイドレンジ(Wide frequency)スピーカーでした。純然たる「SACDモニター」が必要な施設や好事家に販売された模様です。 実際の開発費や製造コストは著しく高かったであろうことが推測されます。
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EXCLUSIVE MODEL 2401twin ¥3,098,625・ヤフオク人気・価格相場情報

PIONEER EXCLUSIVE MODEL 2401twinのYahooオークション落札価格情報。最高値記録(¥4,000,000・JPY)の時点で落札取り消しとなり、再度オークション出品されています。 詳細は以下にて。本例が2401t...
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ONKYO GS-1の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

ONKYO GrandSepter GS-1のYahooオークション落札価格情報。ネットなしにもかかわらず遂についに100万円を超える案件となりました、「国産の名機」として不動の地位を得ているモデル。コンディション判定『★★☆(Average)』。GrandSepter GS-1には必ずチェックしなければならない重要なポイントがあります、高音ユニットから出ているケーブルは純正かどうか。ここが純正(黒)でない場合、ネットワークが改造されていることがあるためです。 GrandSepter GS-1のネットワークはすぐアクセスできる構造であり、かなり質が低い素子(セメント抵抗など)が大量に使われていることから改造される個体が多かったのです。その音は家庭向けの量産スピーカーでは初となる「ワイドレンジでオールホーン」というコンセプトは一つの事件ともいうべき注目度をもって雑誌メディアに取り上げられました。評論家諸氏のレビューも多く、 メーカー製でオールホーンをここまでまとめたものはない。 古典的なホーンシステムとは全く異なり、時間軸の整合(ボイスコイルの位置をそろえる)という野心的なアプローチ 全長の短いホーンのみで低音を再生しようという難題にチャレンジし、音をまとめた。低音ホーンの最低域に能率を合わせてあえて低能率にするという画期的なアイデア。20Hzまで完全にホーンで再生するという野心的なコンセプトを使いこなしたときの音質、そして国産スピーカー随一といっていい人気です。 惚れ込んだオーナーは手放さず、「終生」という長さで愛用します。 そういうモデルは少ない、語り草となる名機でしょう。
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GAUSS OPTONICA CP-3820 ¥511,000・ヤフオク人気・価格相場情報

GAUSS OPTONICA CP-3820のYahooオークション落札価格情報。GAUSSには致命的ですがウーファー振動板にわずかに傷があります。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、また出品者の画像情報が少なすぎる。GAUSS OPTONICA CP-3820の中古はスピーカーユニットに不具合があるかどうかが最も重要なチェックポイントです。また振動板に傷がなければボイスコイル等は技術のある業者で修理可能な場合があります。 つまり本件のようにウーファーの振動板に傷があるものは、修理できないため避けるべき中古の個体となります。 4インチコンプレッションドライバー、かつ全てGAUSSユニットを使い完璧にJBLのスタジオモニターを意識したモデル。評論家諸氏からの評価は高いものがありました。 全域にわたって力のみなぎった音は他社では聴けない 低音・中音・高音と個々の質感はかなり高い。 迫るような迫力を想像するが実際はかなりしなやか。求めるなら最高域と最低域のしなやかさが欲しい。 ネットワークやキャビネットは総合家電メーカーSHARPの購買力を活かした豪華なものでした。 しかしながらJBLかTANNOYかという時代。実力はありながらもユーザーの人気はいまひとつで終わっています。
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GAUSS OPTONICA CP-3820(3824) ¥546,000・ヤフオク人気・価格相場情報

GAUSS OPTONICA CP-3820(3840)のYahooオークション落札価格情報。ツィーターならびにPX-2315/PX-3315ネットワークもついた完全版です。『★☆☆(Poor)』となります。ユニットは完動ながら内部ネットワークに不具合があります、改造された可能性もありますが、これは修理可能です。 Pioneer/EXCLUSIVEに匹敵するスピーカーユニットを搭載したモデルですから、不調がなければ相当の高額だったと予想されます。 CP-3820はJBL中興の祖ともいわれるバートロカンシー(Bart N. Locanthi)のGAUSSユニットを採用という背景から当時大きく注目されたモデル、あまり知られていませんが、評論家の石田善之(Yoshiyuki Ishida)氏はサブシステムとして長く愛用していました。デメリットはGAUSSスピーカーユニットの良さしか聴けないこと、同時にメリットでもあります。 当時のSHARPに音質をチューニングする技術はなく、結果としてスピーカーユニットの良さだけに頼ることとなりました。しかしオールアルニコマグネットの強力ユニット 数少ない「4inch」口径ホーンドライバー 強力かつ反応の速い38cmウーファー と魅力満載でした。
スピーカー・大型

Victor SX-1000 Laboratory ¥359,511・ヤフオク人気・価格相場情報

物凄く程度の悪いVictor SX-1000 LaboratoryのYahooオークション落札価格情報。「国産の名機」の中古につきまとう問題点をわかりやすく示したオークション例です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、それでも人気は高い。ここに「カスタム」「チューンナップ」中古オーディオが入り込む余地があります。本件でいえばキャビネットは原型をとどめておらず、ネットワークは似ても似つかないもの。入札があることが不思議ですが落札が現実です。 Victor SX-1000 Laboratory自体の音の良さがある意味原因といえます。B&W(Bowers and wilkins)がダイヤモンド振動板を採用するはるか以前に、すでに使いこなした。 物性だけでなく精度もミクロンオーダーを追求したウーファー製造工程(アナログディスクのプレスマシーンで製造) SX-1000(1987年)からはじまる10年以上の改善と新たな知見の集大成 コスト度外視ともいえるほど贅沢な素材と工法のキャビネット おそらくミントコンディションの個体は現在トップクラスといわれるスピーカー群にまったくひけをとりません。ここにある種の期待を抱かせるものがある。
プリメインアンプ

Accuphase E-406 ¥258,397・ヤフオク人気・価格相場情報

Accuphase E-406のYahooオークション落札価格情報。アキュフェーズでも完全な修理は難しいかもしれない個体事例としてのご紹介。コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。 大きな傷は見当たりませんが、背面端子に発錆していることが懸念点です。今回のオークション事例で注目したのは 入力端子・スピーカー端子が青くサビている 天板取り付けネジが錆びている。 この2点から多湿な環境に長期間置かれたことが明白です。通電された状態で多湿である場合『電気腐食(Electrolytic corrosion)』が生じている可能性が高い。 結論は以下の2点です。 ネジまで錆びている中古オーディオは避ける 接点復活剤を塗布したと思われる中古は避ける 良品であれば評論家諸氏から「中庸」「バランスの高さ」で認められ、雑誌メディアの比較試聴にも頻繁に登場した実力をみせます。発売時はパワーアンプのA50とプリアンプC-290が厚みと滑らかさのある音色が受け継がれ、同社の一時代を築くものとなりました。
プリメインアンプ

Marantz PM-15F ¥146,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Marantz PM-15FのYahooオークション落札価格情報。難ありですが入札多数による高額落札です。 90年代前半の高級プリメインアンプブームの落とし子にして、故 菅野沖彦が最も評価したモデル。 コンディション判定『★☆☆(Poor)』となります。 最もメンテナンスの困難な電動ボリュームまわりにダメージのある可能性の個体です。重量級のためヤフオクなどオークションサイトでも前面パネルに問題のある個体が多い。 オーディオの中古相場はおおむね15万円前後の落札、付属品等が完備していたりすると20万円に迫る入札があります。実力のあるプリメインアンプであり発売時も評価が高く、中古相場はわずかづつですが上昇しています。ラックスマン、Accuphaseの他、Pioneer、Victor、Kenwood、そしてMarantzがそれまでにない高額なプリメインアンプを競ってリリースした90年代に比較してバランスの高さで評価されたモデル。ビクター(AX-900)、アキュフェーズ(E406)、パイオニア(A-09)の各要素をバランスよく備えたのがマランツ(PM-15F)と雑誌メディアでは評されました。 はっきりコスパのよいアンプです。落札履歴と人気にその評価が現れています。 デメリットは年月を経て修理に困難を生じるようになったこと、修理費は高い。チューニングでなく部品で実現した高音質だからです。メリットは、90年代の最上位プリメインアンプ中でも別格の評価を受けた音質。 Marantz PM-15Fはオーディオ評論家の重鎮であった菅野沖彦(Okihiko Sugano)氏からもっともバランスに優れた音調とされ、サンスイすら一時は評価を譲ったほど。 メンテナンス・修理をする業者もあり、完全な個体は現在のハイエンドアンプを凌ぐパフォーマンスをもつプリメインアンプです。
スピーカー・大型

Exclusive S5 ¥577,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Exclusive S5、標準的なコンディションのヤフオク落札価格情報。 状態に対し少々高めと思われますが、本モデルの中古相場が上がりつつある現状の一例ともいえます。 トータルデザインは「TAD」、構成はTD2001ホーンドライバーとTADウーファー、無論アルニコ。ホーン部分はイタヤカエデの合板を切削加工、高精度かつ厳選された合板にバーズアイメープル/ウォールナットの突板仕上げ。 現在TADユニットのオークション価格をみればこのS5がいかに完成されたオーディオスピーカーであるかがわかる。 国産オーディオの名機といわれたものもオークションやショップでは中古の選別がすすんでいます。サンスイは一部機種を除き価格の値上がりは一段落。 スピーカーは経時変化が少ないため、物色されている。筆頭がEXCLUSIVEで2401・2402の落札価格は新品価格を超えるものすらあるほどです。 S5は地味なぶんこれからが注目。落札履歴をみるとじりじりと相場をあげています。
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Exclusive S5 ¥464,000・ヤフオク人気・価格相場情報

Exclusive S5のヤフオク落札価格情報。「アナログがよく鳴る」と評論家の菅野沖彦氏をしていわしめた佳品です。状態は普通であり、コンディションそして価格的にもオークションで良品をもとめる上で「標準的」です。 このレベルならば現在のハイエンドシステムと組み合わせて十二分のパフォーマンスを発揮します。 Exclusive S5は重量のあるスピーカーです、使用者が移動させたりするときの打痕など外観が一番重要となります。 なお中古の国産スピーカーの名機に共通し、EXCLUSIVE S5は極めて重いスピーカー。そのため、天板・側板そしてキャビネット下部(接地部分)は特に痛む。オークションサイトの過去履歴ではあふれている。 なお天板(メープル突板)のくすみはある程度許容範囲、仕上げから変化しやすい部分であり妥協が必要です。 ドライバー・ウーファーはヘビーデューティ仕様のため音出しだけで確認は充分です。 2401・2402と違いプロユース例はない。 ただ改造品があります、TAD系の中古で注意したいポイント。そのため背面板の取り付け穴を隠すフェルト(ネジ穴に埋め込まれている)がゆがんでいないかどうかは要チェックです。 背面からアクセスする際、外すと歪んで押し込まれるため内部を開けたとわかる。 本モデルはプロユースがほとんどないため、通常内部にアクセスする必要がありません ウォッチリストを見ればわかるとおり、評価は高い。オーディオ的に価値あるスピーカーです