あでく

スピーカー・大型

B&W 802D3の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

Bowers and Wilkinsの最上級機『800D3』に次ぐナンバー2が「802D3」。800や805と比較して地味ですが、比較的狭いリスニングルームでのパフォーマンスは上位機種より高い。初のコンティニウムコーン仕様でありダイヤモンドトゥイーターとともに低音の解像度は格段に洗練された。完成度が高く欠点の見つからないスピーカーシステムとして高評価の音質レビューが多い。「D3」シリーズは後継の「D4」よりも割安とされ中古価格・相場は高く人気もある。ただしB&Wはコピー品・偽物に要注意です、中古でも「正規代理店の保証書あり」が必須です。
プリアンプ

Cello Etudeの評価とは・中古価格とパッシブアッテネーターとしての音質レビュー

プリアンプのようなふくよかさをもちつつ鮮明という得難い音質のCello Etudeですが、修理は高い技術が求められます。当時のCelloはボリューム品質に最大限の注意を払い厳選した部品を熟練した手作業で組み立て、検査はヒアリングテストも行ったと言われています。結果として「Encore1MΩ」「Audio Palette」とも異なる、鮮度の高い独特の美音を生み出しました。パッシブアッテネーターですがコントロールアンプから乗り換える愛好家も多い。オーディオ専門店・オークションを問わず中古は高値安定です。
スピーカー・小型

Technics SB-RX70の評価とは・中古価格と平面型スピーカーとしての音質レビュー

平面同軸型ユニットの分野では最後のモデルとなるTechnics SB-RX70は「ハイコスパ」といわれるSB-C700とほとんど同じか、むしろ高品位の仕様です。音場表現は独特のものがあり平面振動板でありがちな低音表現も巧みな音質です。新品のベストバイランキングは中程度ながら中古は長く人気を保っています。SB-RX30・SB-RX50として上位機種のSB-RX100を見ればSB-RX70のピュアマイカ振動板が豪華であることがあわかる。現代のパナソニックがリリースしている平面振動板スピーカーほぼ同じ仕様。中古としては振動板やエッジに傷や割れのあるものが多く要注意です。
プリメインアンプ

ヤフオク McIntoch MA6400 落札相場・人気とレビューデータベース

フロントパネルの割れた中古のMcIntochの価値とは?OPT(Output Tranceformer・出力トランス)が省かれていながらもマッキントッシュらしい音質をふんだんに持ち強気ともいえる中古相場のMA6400に見ることができます。結論をいえば間違いの少ない中古McIntochとしてはデメリットのある買い方というほかありません。
プリメインアンプ

TEAC A-BX10の評価とは・中古価格とプリメインアンプとしての音質レビュー

TEAC A-BX10は欧州ティアックで企画されたというプリメインアンプです。知る人ぞ知る人気モデル。ボリュームノブや左右対称デュアルモノ構成でわかるとおりPRIMREのModel301Lがベースとなっており、実際に製造が委託されています。ティアックでもなくプライマーでもない独特の音質を誇りA-BX10 mk2にも受け継がれています。品質管理基準はやや緩く中古はリレー・コンデンサー抜けのトラブルが多い
スピーカー・大型

YAMAHA NS-5000の評価とは・中古価格とハイエンドスピーカーとしての音質レビュー

中古のYAMAHA NS-5000の難しさは新品で販売中のハイエンドスピーカーの中古相場は幾らが妥当かということ。中古価格は上昇しています。音質自体は極めて評価が高く、3ウェイ・ブックシェルフ型というデザインはNS-1000Mに似た少々古臭いもの。ベリリウムに匹敵する音速をもつといわれるザイロンで低音から高音まで統一し、高度な音質を得ています。NS-1000Mと比較してNS-5000は失敗作とするレビューもありますが、的外れです。モネル合金やザイロンという素材以前にスピーカーユニットを自社開発することは相当の高級オーディオでも難しい。NS-30/NS-20以来最高のスピーカーを作るという目的がぞんぶんに発揮されています。
スピーカー・大型

Victor SX-L9の評価とは・中古価格と日本製スピーカーとしての音質レビュー

ビクターのテクノロジーの粋と言えるSX-L9はSX-9000となる最上位モデルです。SX-L7の清澄な響きをさらに高めたスピーカーであり、密閉型キャビネットでありながら息抜き穴もあるという意欲作。オブリコーンやアルニコマグネットなど考えうる良質な材料は全て投入されています。名設計者といわれた林知治氏の個性が色濃く反映されていました。明るく滑らかでしかもSNの良さは特筆すべきものがあるとされました。林知治氏はこのモデルののちFOSTEXのGシリーズを開発しました。この後リリースされたSX-L77では設計者が変わりビクターの音調は変わっています。
スピーカー・小型

Victor SX-V1-M(初代SX-V1)の評価とは・中古価格とコンパクトスピーカーとしての音質レビュー

SX-V1-Mはビクターのスピーカーにおける傑作であり、日本製オーディオ機器というカテゴリでも名機と言われます。続く「SX-V1A-M」「SX-V1X」と3代に高い音楽性と高音質というレビューを受け大人気でした。マホガニー・真鍮製のキャビネットやアルニコマグネットという高品位だが高価な部材は、音楽愛好家向け高級コンポという位置付けでコスト低減を図ったもの。現在のコンパクトスピーカーでこれだけのコストを掛けたものは稀ですなお専用スタンドを含めたチューニングがなされており、スタンドの有無で中古価格は大きく変わります
スピーカー・小型

DIATONE DS-A5 ¥49,300・ヤフオク人気・価格相場情報

左右ともにツィーターから出力しないジャンク品のDIATONE DS-A5 ヤフオク落札価格情報。外観の状態は良いため部品取り目的でもこの価格がつく人気です。コンディション判定『★☆☆(Poor)』、なおまれにネットワークの接続不良による不具合であることもあるため、さまざまな意味で本モデルのファンは手に入れて損のない個体。右チャンネル側の背面パネル取り付けネジのいくつかに開けようとした痕跡(ネジ浮き)があるため、前オーナーが修理を試みている可能性があります。ダイヤトーンDS-A5のネットワークはハンダ付けではなく圧着スリーブを用いたカシメによる結線です。中古相場はわずかづつですが上昇中。ビクターのSX-V1と同じく、高度な木工技術を駆使したキャビネットをもつオーディオスピーカーが物色されている傾向があります。結果だけをいえば、ビクター「SX-V1」はモデルチェンジ毎にその人気を高め、DIATONE DS-A5そしてその他の「DS-A3」「DS-A7」はいずれも一代限りのシリーズで終わっています。
スピーカー・小型

DIATONE DS-A5の評価とは・中古価格とコンパクトスピーカーとしての音質レビュー

専用スタンド(DK-A5)がついたDIATONE DS-A5のYahooオークション落札価格情報。コンディション良品のオークション例です。なおこのモデルはウーファーだけでなくツィーターもエッジ軟化を必要としますが、作業には慎重かつ高度な技術を必要とします。コンディション判定『★★☆(Average)』となります。スピーカー本体だけでいうならば『★★★(Excellent)』、ただ専用台(DK-A5)に傷があります。結果として割安な落札です。中古相場はわずかづつですが上昇しております。DS-A1ののち「キャビネットの響きを生かす」というコンセプトで発売された「DS-A」シリーズの中堅機、販売単価の向上を図ったとみえ、シリーズ中最もコストパフォーマンスの良いモデルとなっています。特に専用スタンドはほとんどの場合利益がゼロか赤字といった状態でありましたが、特に「DK-A5」ではそれが顕著。販売価格(¥45,000/ペア・JPY)では全く採算は取れなかったと思われる異常なほどのハイコスパ。